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天帝のはしたなき果実/古野まほろ ★☆☆☆☆


90年代初頭の日本帝国。
名門勁草館高校で、子爵令嬢・修野まりに託された数列の暗号を解いた奥平が斬首死体となって発見される。
報復と解明を誓う古野まほろら吹奏楽部の面子の前で更なる犠牲者が!
青春ミステリ。(Amazonあとがきより)


ものすごく評判が悪かったので、逆に興味が沸いた一冊。
いや~大変だった。800ページ。
読んでも読んでも終わらない。

吹奏楽部の学生達が、周辺で起きる殺人事件を推理するというストーリー。
てっきり難解な文体なんだと思ってたのですが、ルビが英語やドイツ語、フランス語、ロシア語なだけで、文章自体はとっても軽いです。
細肉茶飯(ハヤシライス)や飲み物(ゲトレンク)など、高校生が無意味に飾り散らかした会話をするので、若者言葉と相まってとてもアンバランスなんですよね。
そして、「はふう」とか「くはあ」とか、訳の解らない擬音が多いです。
極めつけは「うげらぼあ!」
・・・。

最初に気合いを入れすぎたせいか、やっと事件が起こり、読者への挑戦っぽい流れになるまで、集中力がもちませんでした。
でも、それが正解だったかも。
真剣に読んでいたら、オチで脱力は間違いなかったでしょう。
雰囲気はとても好みなのですが・・・惜しいなぁ。

参考文献が膨大な量なのですが、その内容にも驚きました。
どれも初心者向けの文献なのです。
薀蓄が多い割に浅いなぁと感じた理由が解りました。
何も『紅茶カタログ』まで読んで、紅茶の薀蓄を書こうとしなくても。
でも思ったより面白いと感じたのですよ。
青春小説としては、それほど苦ではありませんでした。
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 2005年8月~

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