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ウィズ・ユー/保科昌彦 ★★★☆☆

閑古鳥が鳴く調査事務所にようやく訪れた一人の依頼人。何と攫われた娘を取り返してほしいと言う。なぜ警察ではなく調査事務所に?!よくよく聞いてみると、誘拐事件はオンラインゲーム“ウィズ・ユー”の仮想空間内で起きたものだった。依頼を引き受けた調査員の高原は、ゲーム内の身代金の受け渡し場所を見張るが―。その後、今回の事件は十五年前に起こった、実際の誘拐事件を忠実に模倣していることに気づく。

<あたしは自由になりたいんです>

今回も、途中までは面白くなりそうな予感がしたのですが、やっぱり期待通りにはいかないみたいで・・・。
不要なエピソードが多くて、メインの事件が中途半端にまとめられてしまったように感じました。
真相も目新しさがないし、切なさゼロ。
同じテーマで未だにアイディアが忘れられない、くろけんさんの『幻影のペルセポネ』と比べてしまうのも残念。

でも、これまでよりずっと読みやすくなったんじゃないかな。
探偵事務所のスタッフも嫌いじゃないし、シリーズ化されたら次も読むかも。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
盗撮事件や浮気調査もメインの事件の伏線だろうなぁと考えていたけれど、それほど効果はなかったような。
結構長いこと引っ張った「主人公が警察を辞めた理由」も、どうせ大したことないんだろうなぁと予想していたら、それを上回るほど大したことがなくて驚いた。
そら奥さん逃げるわ。

グラウンド・ゼロ/保科昌彦 ★☆☆☆☆


新聞記者・岡谷章文は、ある雨の夜、道端に倒れていた男を見つけた。その男は、「とめろ。奴をとめろ」という謎の言葉を残して意識を失う。行きがかり上、救急車を呼んで病院まで付き添った岡谷だが、男は身元のわかるものを身につけていなかった。しかし警察の捜査の結果、この男は、近隣で起こった少年誘拐事件の容疑者らしいことが判明する。

<放っておけ。関わり合いになるな>

あらすじを読んで、面白そうだと思ったのに・・・。
いつ、急展開するのかワクワクしてたら、そのまま終わってしまいました。
すごい脱力感。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、戯言ですが真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
だって、このサプライズ、金田一少年の時も分かっちゃったんだもん。
てっきり、冒頭のエピソードが何かの仕掛けかと思ったのになぁ。

生還者/保科昌彦 ★★★☆☆


奇跡の生還・・・それこそが、罪の証なのか。
20人以上の犠牲を出した土砂崩れから半年。
4日間も飲まず食わずで生き埋めにされながら、一命を取り留めた「奇跡の生還者」が、ひとり、またひとりと不審な死を遂げていく。
これは呪い? それとも・・・。
暗闇の手が背中をなでる。極上のサイコ・サスペンス!


<何をそんなに怯えてるんだ?>

初めての作家さん。
あらすじが面白そうだったので手に取りましたが、文章が合わないのか、終盤まで退屈でどうしようかと思いました。
面白そうな展開なのに、ことごとく肩透かしをくらっているような印象なんですよね。
サイコ・サスペンスにしては全く怖くないし・・・。
生還者たちが生き埋め状態の中で何らかの秘密を共有するのですが、この真相が一番ガッカリでした。

犯人もその動機にも全く説得力がありませんが、この仕掛けには見事に引っ掛かってしまいました。
何かあるなとは感じていましたが、全く予想外でかなりビックリ。
最後まで読んで良かった。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、戯言ですが真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
プロローグが沢井の視点で、その後の生き埋め状態での文章は全て河辺の視点だったんだねぇ。
ぜんぜん思いつかなかったよ~。
彼女の名前を呼べないから代名詞で呼ぶ、ってのがかなり不自然だったので、「彼女」が別人なのか?時系列が違うのか?とかそっち方向を考えてたんだけどなぁ。
そりゃ周りの人も「彼女が死んだのはアンタのせいじゃない」って言うよね。
逆に、土砂崩れの旅館に彼女も一緒に来てれば、もしかして主人公のように命は助かったかもしれない、と考えると皮肉。
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 2005年8月~

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