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ザ・ベストミステリーズ2015/日本推理作家協会 ★★★★☆

「許されようとは思いません」芦沢央
動機は好みだけど、少し説得力に欠けるような。
「散る花、咲く花」歌野晶午
既読。
「座敷童と兎と亀と」加納朋子
いい話とシリアスな問題のバランスが絶妙。
「死は朝、羽ばたく」下村敦史
おお!これは気持よく騙された!
「自作自演のミルフィーユ」白河三兎
オチが平凡だったけれど、ロジックは好み。
「雨上がりに傘を差すように」瀬那和章
いい話で終わるはずが、途中で主人公が豹変するシーンがあり、後味がとても悪かった。別人かと思った。
「カレーの女神様」葉真中顕
傑作。ほっこりとはならないけれどね!
「ゆるキャラはなぜ殺される」東川篤哉
面白かったー!マイカちゃんシリーズ化希望!
「十年目のバレンタインデー」東野圭吾
いや、読みやすいのですが、どんだけ昔の作品?という印象。
「ドールズ密室ハウス」堀燐太郎
読みにくかったー。ロジックはいいとして、薀蓄が苦手。
「不可触」両角長彦
謎よりも、ストーリーが面白い。
「ゴブリンシャークの目」若竹七海
なんてシュール!このシリーズ読みたい!

みんなの少年探偵団/万城目学・他 ★★★☆☆

怪人二十面相に5人の人気作家が挑む!懐かしくて新しい、傑作ぞろいのオマージュ・アンソロジー!江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾。

<なあにが『ああ、なんということでしょう。』だ>

久しぶりの万城目作品でしたが、スリリングな展開と伏線の回収でとても楽しめました。
向井湘吾さんと藤谷治さんの作品は、ちゃんと子どもに伝えたいメッセージが込められていて好印象。
お気に入りは、変わった趣向の藤谷作品。笑いました。

Wonderful Story/伊坂幸犬郎 ★★★☆☆

昔話でおなじみの犬もいれば(伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」)、地名の由来になった犬もいる(犬崎梢「海に吠える」)。悪者が連れてきた犬もいるし(木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」)、人のために働く盲導犬や(横関犬「パピーウォーカー」)、やたらと見つめてくる犬も……(「犬は見ている」貫井ドッグ郎)。個性豊かな犬たちが踊る、前代未聞の小説“ワンソロジー"、ここに登場!

<俺はその犬の生まれ変わりだ>

「イヌゲンソーゴ」伊坂幸犬郎
犬たちの「大言壮語」が次々と繰り広げられるのですが、ちゃんと有名どころを踏まえていて面白いです。
軽い読み口ながら不穏な展開もあるストーリーが伊坂作品らしくて、綺麗にまとまったオチにも満足しました。
「海に吠える」犬崎梢
家庭の都合で母や妹と離れ離れに暮らすことになった少年の心情が切ないです。
終盤で明かされる「父親の左遷の理由」がなんともリアル。
「パピーウォーカー」横関犬
真相は早い段階で予想がつくし、主人公のキャラ(ダジャレ)が苦手でした。
これは職種の目新しさが良かったな。
「バター好きのヘミングウェイ」木下半犬
木下さんはアンソロジーでも遠慮なしにご自身のカラーを前面に出していて、さすがに苦笑いの連続でした。
ちゃんと伏線を張っていたのには驚きましたよ。
「犬は見ている」貫井ドッグ郎
最初の雑談から、思いもよらない結末へ。
でも犬と結びつけるのはどうなのか。

筆者の名前からしてお遊び感満載なんだから、伊坂さんのような軽く読める作品ばかりでも良かったかなー。

ベスト本格ミステリ2014/本格ミステリ作家クラブ・編 ★★★★☆


「水底の鬼」岩下悠子

脚本家の方だそうですが、情感あふれる筆致が胸に沁みます。
単行本化されたら絶対読もう。寒川先生が可愛いなぁ。
「ボールが転がる夏」山田彩人
ビンのトリックは好みなんだけど、キャラクター(特に主人公)が面倒くさくて嫌。
男女2人とも似たような口調で、延々と紛らわしかった。
「狼少女の帰還 Return of the wolf girl」相沢沙呼
既読
「フラッシュモブ」遠藤武文
事件の内容は赤川次郎っぽくて好きだけど、「著者の言葉」で思い入れが強いと書かれてあったダイイングメッセージの質に愕然とした。
「あれは子どものための歌」明神しじま
ファンタジーですが意外性のある素敵なミステリ。
この人もチェック。
「ディテクティブ・ゼミナール 第三問 ウェアダニット・マリオネット」円居挽
「第三問」ということで、少し設定が掴みにくかったけれど真相が面白すぎる。
これは新シリーズも期待できそう!
「黄泉路より」歌野晶午
設定はありがちですが、さすがの展開にドキドキした。
「紙一重」深山亮
文章が合わないかも。なんだか読みにくかったなぁ。
「犯人は私だ!」深木章子
動機と少し捻った真相がなかなか。

ザ・ベストミステリーズ2014/日本推理作家協会・編 ★★☆☆☆

『彗星さんたち』伊坂幸太郎
なんだか少し飽きてきたかも・・・。
『暁光』今野敏
既読だけれど、とっても安定しているなぁ。
『墓石の呼ぶ声』翔田寛
『恋文』西澤保彦
西澤さんだからね。ほぼ予想がつく真相。
『春の十字架』東川篤哉
あまり期待せずにぼーっと読んでましたが、やっぱりトリックは斬新。もうなんだか色々と勿体無いなぁ。
『コーチ人事』本城雅人
『言えない言葉』本多孝好
キャラクターはいいです。優しい話だし。
『五度目の春のヒヨコ』水生大海 
これはなかなか。真相もダークでいい。
『人魚姫の泡沫』森晶麿
初めての作家さんだけれど、ユーモアも仕掛けも結構好みかも。チェック。 
『不惑』薬丸岳
夏目シリーズだったのですね。
少しマンネリ。真相にもハッとさせられなかった。

奇想博物館/日本推理作家協会・編 ★★★☆☆

『小さな兵隊』伊坂幸太郎『暗がりの子供』道尾秀介は既読。
あくまで「奇想」なので、「ミステリ」だと思って読むと肩透かしの連続なので注意。
『玩具店の英雄』石持浅海
説得力は別として、真相が斬新。
『漆黒』乾ルカ
ただ気持ち悪いだけのストーリー。
『区立花園公園』大沢在昌
『黒い手帳』北村薫 
どんどん居心地が悪くなってくる。こんな状況嫌だなぁ。
『常習犯』今野敏 
『国会図書館のボルト』坂木司 
一風変わった仲間のつながりが面白い。爽やかなんだか何なのか。
『遠い夏の記憶』朱川湊人
真相が解ってから色々思い返す作業が切ない。 
『親子ごっこ』長岡弘樹 
アイディアは好みなんだけど・・・やっぱり違和感が残るわぁ。
『シンリガクの実験』深水黎一郎
真相は好み。でも、ラスト一行ですっかり水に流せるほど軽い読み心地ではなかったことが複雑。 
『初仕事はゴムの味』誉田哲也
『長井優介へ』湊かなえ
今が幸せならともかく、10年以上も悩み続けた人がこんな真実を知ったら、虚しさでますます死にたくなるような気が。
『野槌の墓』宮部みゆき 
『ただ一人の幻影』森村誠一

ザ・ベストミステリーズ2013/日本推理作家協会・編 ★★★★☆

「父の葬式」天祢涼
既読
「本と謎の日々」有栖川有栖
有栖川ミステリは「日常の謎」も巧いなぁ。着眼点が違う。
「機巧のイヴ」乾緑郎
少し腑に落ちない点もあるけれど、読み応えがありました。
「青い絹の人形」岸田るり子
うーん。軽いサスペンス。
「ゆるやかな自殺」貴志祐介
榎本シリーズ。どこかで読んだようなトリック。
「妄執」曽根圭介
キャラと伏線が絶妙。素晴らしい。
「宗像くんと万年筆事件」中田永一
おなじみの作風だけれど、一生懸命なヒーローの姿と余韻にやっぱり涙。
「悲しみの子」七河迦南
既読
「探偵・竹花と命の電話」藤田宜永
ミステリ以外の味が出すぎてる。アンソロジーではちょっと。
「青葉の盤」宮内悠介
もっと堅い文章だと思ってた。「盤上の夜」も読もうかな。
「心を掬う」柚月裕子
展開が読めちゃう。
「暗い越流」若竹七海
最後に明らかになるもう一つの真相が好み。お見事。

綾辻行人殺人事件 主たちの館/天祢涼・他 ★★★☆☆

綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」が仕掛けたデビュー25周年コラボ作品『主たちの館』。謎の館「蜃気楼館」を再現した舞台の上で惨劇が起きた!被害者は綾辻行人!?遺された血文字、開かずの間、密室、舞台にある仕掛け…さまざまな謎と手がかりから読者は真相を見抜けるか?二〇一二年・夏に開催された本格推理イベントを書籍化!読めばあなたも名探偵に。

これは天祢さんじゃなくて、誰が書籍化しても同じ感想になったのでしょうが、あまり面白さは伝わってこなかったです。
脚本の形にすれば、もっと読みやすかったのかも。
綾辻さんと有栖川さんの対談が読めるのが嬉しい。

0番目の事件簿/メフィスト編集部・編

人気ミステリ作家11人の“デビュー前”原稿!!

有栖川有栖「蒼ざめた星」
法月綸太郎「殺人パントマイム」

あとがきにあるように、当時の方法で発表したら驚いたと思う。
霧舎巧「都筑道夫を読んだ男」
我孫子武丸「フィギュア・フォー」

速水三兄弟の登場だけで満足です!
霞流一「ゴルゴダの密室」
もう少しユーモアがあっても。でも霞さんっぽい。
あとがきが興味深かったなぁ。
高田崇史「バカスヴィル家の犬」
14歳でこういうテイストのミステリって。びっくり。
西澤保彦「虫とり」
多分、デビュー前の作品でも一番読みやすいのは西澤さんだと予想してたんだけれど、今と違ってSFの説明がまったく頭に入ってこなかったわー。

初野晴「14」
伏線が弱いし、東野さんの短編と比べちゃったりもしましたが、読み応えはアリ。
村崎友「富望荘で人が死ぬのだ」
汀こるもの「Judgment」

意外にも(?)一番完成度が高いと感じたのが、こるもの作品。
オチも含めいろいろと曖昧だけど、文章なんてデビュー作よりも読みやすかったわ。
綾辻行人「遠すぎる風景」
やっぱり記憶系。
よく「****」とか使う人だから、「ああ、当時は黒塗りしてたのね~」と深読みしてしまった。

ザ・ベストミステリーズ2012/日本推理作家協会・編 ★★★★☆

「望郷、海の星」湊かなえ
大体、そういう真相なんだろうなぁとは予想がつくけれど、とっても心温まるストーリー。
もっと長く読んでいたいような気持ちになりました。
「三階に止まる」石持浅海
久しぶりの石持さんですが、これは良かった!
謎もロジックも面白くて、ホラーな真相なのにとっても満足。
「ダークルーム」近藤史恵
近藤さんにしては・・・?な感想。地味すぎるかな。
もっと切なさを期待してしまった。
「超越数トッカータ」杉井光
う~ん、ピンとこない。
「言うな地蔵」大門剛明
終盤まで、どういう着地をするのかさっぱり見当がつきませんでした。
なるほど~そうきたか~、な真相。描写が少し不満かも。
「新陰流“月影"」高井忍
とにかくカッコイイ。
真相解明で少しモタつくけれど、見せ方がドラマチックでいいですねぇ。
「原罪SHOW」長江俊和
とっても意外な真相。伏線がさりげなくて好み。
「オンブタイ」長岡弘樹
既読。やっぱり傑作。
「現場の見取り図 大べし見警部の事件簿」深水黎一郎
こんな面白い文章、書く作家だったなんて。
真相は新しくはないけれど、とっても楽しめました。
「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』」三上延
既読。
「この手500万」両角長彦
登場人物のキャラは立っているのに、なぜか上滑り感が。
真相も、う~ん。
「死人宿」米澤穂信
読後に虚しさいっぱいの気持ちにさせられるのは、やっぱり見事。
「残響ばよえーん」詠坂雄二
・・・マニアックかなぁ。

ベスト本格ミステリ2012/本格ミステリ作家クラブ・編 ★★★★☆

「オンブタイ」長岡弘樹
結末は大体予想がつくのだけれど、ラスト一行が素晴らしい。
ヒール役がもう少し濃いキャラだった方がスッキリしたかも。
演出のセンスと伏線だらけの作品でした。満足。
「白きを見れば」麻耶雄嵩
麻耶さんにしては真相がシンプルかな。
「著者のことば」を先に読むと、面白味が半減するので注意。
「払ってください」青井夏海
なんだか違和感のある家族だなぁと思っていたら、真相でストンと腑に落ちました。最後まで、この夫の評価は上がらなかったけれど。
「雀の森の異常な夜」東川篤哉
既読。やっぱり発想がいいわぁ。
「密室劇場」貴志祐介
既読。でも再読の方が楽しめたかも。トリックが印象深いです。
「失楽園」柳広司
訪れたことのあるバーが舞台だったので驚きました。
スパイのテクニックは鮮やか。いろんな方法があるもんだなぁ。
「不良品探偵」滝田務雄
この高校生コンビは、新シリーズなのかしら。
相変わらず、普通のミステリだけど、読んでいて楽しいからいいや。
「死刑囚はなぜ殺される」鳥飼否宇
鳥飼作品にしては、途中で真相がキレイに解ってしまいました。
伏線が親切すぎ?でも、この舞台設定には興味あり。
「轢かれる」辻真先
なるほどねぇ、の真相。
最後はもう少し、父親との触れ合いが欲しかったかな。
ドラマチックな割に、アッサリとした読後感でした。

Mystery Seller/我孫子武丸・他 ★★★☆☆

日本ミステリー界を牽引してきた8人の作家の豪華競演。御手洗潔、江神など、人気のおなじみの主人公から、気鋭の新たな代表作まで、謎も読み口も全く異なる八篇を収録。すべて読み切り、どの事件から解くのもよし。極上のトリックに酔いしれる、ミステリーファンに捧ぐ、文庫史上もっとも豪華なアンソロジー。

<少々病んできたのかもしれない>

「進々堂世界一周 戻り橋と悲願花」島田荘司
島田作品ってこういう傾向になってきているのかしら。
読み応えはあるけれど、メッセージ性が強すぎるかなぁ。
「四分間では短すぎる」有栖川有栖
謎も面白いけれど、『点と線』に対する有栖川さんの解釈が興味深かった。
「夏に消えた少女」我孫子武丸
サプライズのキレが抜群。あ~びっくりした。
「柘榴」米澤穂信
こういった種類の動機は苦手だけれど、ラスト一行がたまらない。
「恐い映像」竹本健治
テーマはとても面白いのに、キャラクターのせいで安っぽく仕上がっていて残念。
「確かなつながり」北川歩実
真相が北川さんらしいわー。ブレないわー。
「杜の囚人」長江俊和
「一転」には驚いたけれど、そこからの展開はどうしても読めてしまうよね。
「失くした御守」麻耶雄嵩
この読後のザワザワした気持ち悪さといったら!
さっすが麻耶さん。

Happy Box/伊坂幸太郎・他 ★★★☆☆

「weather」(伊坂幸太郎著)大友は、親友・清水の披露宴に出席することになったが、新婦から女性関係が派手な清水の調査を頼まれる。最近、不審な言動が多いらしい。司会の女性、ウエディングケーキ、キャンドルサービス。すべてが怪しげに思えてくる披露宴。そして宴もたけなわとなった時、大友はあることに気づくのだが……。

<天気の話に切り替えたくて仕方がない>

作家全員の名前に「幸」がついているなんて、解説を読むまで気づきませんでした。
お気楽なハッピーをイメージして読むと複雑な気持ちになるかも、な短編集。

「weather」伊坂幸太郎
おお~、私はてっきり主人公の推理が正解だと思ってました。
真相の見せ方が鮮やかでイイ。
「天使」山本幸久
初読みの作家さん。
おばあちゃんの過去や境遇に惹きこまれて苦しくなるけれど、ストーリーは普通。
「ふりだしにすすむ」中山智幸
初読みの作家さん。
文章が合わないのか、ハッとさせられそうな真相なのに効果がイマイチ。
「ハッピーエンドの掟」真梨幸子
これは確かにイヤミス。←褒め言葉。
ラストの捻りが効いてます。
「幸せな死神」小路幸也
読みやすいのに、短すぎてもの足りないかも。
あえて対抗してみたということですが、私は伊坂さんの死神の方が好みかな。

密室晩餐会/二階堂黎人・編 ★☆☆☆☆



「鍵屋に現れた鍵の密室」メフィスト賞の天祢涼、「戦国時代を舞台にした」鮎川賞の安萬純一をはじめとする精鋭気鋭が「密室」不可能犯罪に挑む! また隠れた逸品、加賀美雅之の「ジェフ・マールの追想」を書籍初収録!


「少年と少女の密室」大山誠一郎
二階堂さんの「はじめに」を読んでしまったため(!)、仕掛けにはすぐにピンときてしまった。
この仕掛けのみで成立させようとするなら、時代背景とは別にもう少し考えてほしかったなぁ。
あまりの杜撰さにムカムカしてしまった。
ただ、密室蒐集家シリーズの犯人告発シーンにはいつも驚かされる。急にくるんだもん。
「楢山鍵店、最後の鍵」天祢涼
美夜シリーズは嬉しいけれど、これ、共感覚、要る?
トリック、真相、共にどこかで読んだような印象。
「密室からの逃亡者」小島正樹
これも使い古しのトリック。
それよりも、死体の状況に気持ちが持っていかれてしまった感が。
お得意のどんでん返しも荒い。
小島さんの短編は期待してたのになぁ。
「峡谷の檻」安萬純一
またこの仕掛け・・・。
密室トリックも意外とアッサリ。
「寒い朝だった―失踪した少女の謎」 麻生荘太郎
初読みの作家だけれど、ストーリーも文章も、とにかく気持ちが悪い。
トリックは論外。
「ジェフ・マールの追想」加賀美雅之
この作品のみ、以前に発表された作品だそう。
全てにおいて予想通りの展開。
確かに10年ほど前なら驚いた・・・のかな。

読後、思ったのは「何にも新しくない」ってこと。
特に頭を使わなくても、だいたい予想がつくトリックばかり。
密室トリックを私が推理できるって、よほどのことなのですが。

放課後探偵団/相沢沙呼・他 ★★★★☆

『理由あって冬に出る』の似鳥鶏、『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞した相沢沙呼、『叫びと祈り』が絶賛された第5回ミステリーズ!新人賞受賞の梓崎優、同賞佳作入選の「聴き屋」シリーズの市井豊、そして2011年の本格的デビューを前に本書で初めて作品を発表する鵜林伸也。ミステリ界の新たな潮流を予感させる新世代の気鋭五人が描く、学園探偵たちの活躍譚。

<また謎解きのご相談?>

「お届け先には不思議を添えて」似鳥鶏
トリックはしっかりしていて、ユーモアも好み。
未読のシリーズものだけれど、なかなか楽しめました。
「ボールがない」鵜林伸也
謎は地味だけれど、犯人の自覚がない、という真相は好き。
「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」相沢沙呼
ストーリーも真相も伏線もめっちゃイイです。文句ナシ。
「横槍ワイン」市井豊
まさかの伏線に笑ってしまった。
「聴き屋」さんの物静かなキャラもお気に入り。
「スプリング・ハズ・カム」梓崎優
一番魅力的な謎だったけれど、早い時点でオチに気付いてしまったため、あまり楽しめず。ラストは切なかったなぁ。

お気に入りは相沢作品。
キャラクターに馴染んだのか格段に読みやすくなりました。
相沢さんと梓崎さん以外は初めて読む作家でしたが、どれも予想以上に面白くてビックリ。
とりあえず、これからのミステリ・フロンティアは要チェックです。
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 2005年8月~

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プロフィール

めみ

Author:めみ
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