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キョウダイ/嶋戸悠祐 ★★★☆☆

幸せな日々を送っていた「私」は、妻が持ち出した小学校時代のアルバムによって人生を狂わせはじめる。それは過去を封印していた人間にとって存在してはならぬものだった。その日から恐ろしい幻影に襲われ精神的に追い詰められていった「私」は過去と対峙することに―。当時「私」には双子の兄弟がおり、北海道M市のボロアパート群、通称餓死町で悲惨な生活を送っていた・・・。

<キョウダイ・・・ゆるして・・・>

最初の動物園のシーンがとてもぎこちなくて「これはハズレかも・・・」と不安でしたが、舞台が餓死町へと移った途端、義父の横暴ぶりと兄弟の悲惨な状況にぐいぐい惹きこまれました。
この餓死町で実行される脅迫のネタが、なかなか普通じゃ思いつかない内容でゾッとします。

終盤、意外な事実が次々と明らかにされるたびに「なるほど~」と納得するけれど、大きな衝撃に繋がらないのがもったいない。
最初から不穏さが漂っているので、後味がそれほど悪くないところも残念。
ラストの視点はお気に入りです。
ホラーな部分は少しありますが、気になりません。
プロットはとっても好みなので、次もぜひ読みたいです。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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