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幽霊もしらない/山田彩人 ★★☆☆☆

乗り過ごした常磐線の車内で、ふと手にしてしまった詞集。それにはドSな霊が取り憑いていた!?音楽ユニット「ルナティカン」の美人ヴォーカル・広瀬琉奈を名乗る霊は、自分を殺した犯人を捜しなさい、と喚き散らす。確か一ヶ月前に事故死したはずだが…。しぶしぶ彼女のリクエストに応じた入江康輔は、自分での調査に限界を感じ、ある私立探偵に事件の調査を依頼した。戸川涼介という探偵に。

とことん地道な調査が続く上に、主人公と幽霊のキャラが魅力ゼロのため、ページがなかなか進みませんでした。
別にドSの幽霊でもかまわないのですが、調査に非協力的ってところにカチンとくるのですよ。こういうの、もっと巧く処理してほしいなぁ。
主人公が幽霊に取り憑かれて切羽詰っている様子も伝わらないので、このまま放っておいてもいいのでは?とか思ってしまいました。
というか、主人公の存在感も幽霊並みなのですよね(実際、少し疑った)。
台詞端折りすぎでしょう。
ロジックも長すぎます。あれだけ拘っていたアメの真相(想像?)に脱力しました。

眼鏡屋は消えた/山田彩人 ★★★☆☆

気がつくとあたしは演劇部の部室の床でのびていた。そのうえ八年間の記憶が失われ、現在あたしは母校で教師になっているらしい。しかも親友の実綺が高二の文化祭直前に亡くなっていたなんて!!!八年前と同様に学園内では、彼女の書いた脚本『眼鏡屋は消えた』の上演を巡るごたごたが起きている。実綺の死には何か裏がありそうだ。上演を実現し、自分の記憶を取り戻すため、元同級生の探偵に事の真相を探ることを頼んだ。あたしが最も苦手とする、イケメン戸川涼介に―。

<八年前のあたしはなにかを知ってたんだろうか・・・>

う~ん。ライトな作風なので読みやすいかなと思ったのですが・・・。
主人公の印象が「面白い」から「煩い」へと変化するのに時間はかかりませんでした。
地の文までしつこく「!」が続くと疲れます。
あと、主人公の探偵に対する意識の仕方が「元カレ」レベルなので、なかなか関係性が掴み辛かったりして。
著者の受賞の言葉に「意外な結末よりも過程を楽しんで」とあったので(確かに意外性はなかったけれど)犯人役に不満はないし、記憶障害の設定や、ひとつの謎がいろんな側面を見せていくという過程は好みでした。
ただ、ストーリー全体に説得力が弱いといいますか。
脚本「眼鏡屋は消えた」の上演を巡るごたごたに関しても、脚本を担当した人物の思い入れのなさといい、学園に反抗してまで上演するほどなの?という思いが最後まで付きまとったり。
真相解明シーンでは、探偵の穴の目立つロジックに対して、見事に反応してくれる周りの登場人物たちにシラけてしまったり。
読後感は薄かったです。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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