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さえこ照ラス/友井羊 ★★☆☆☆

沖縄本島北部の法テラスに派遣されてきた弁護士・阿礼沙英子。オジィオバァの方言通訳を命じられた事務員の大城を従え、縁もゆかりもない琉球の地で、厄介な民事事件を率直すぎる発言で一刀両断にします!

うーん、これは退屈でした。
前作もそうでしたが、ミステリとしてはどの短編も大した事がないのですよ。
最後に捻ってくるかと期待したのですがねぇ。
沖縄の方言や料理、独特の風習などが詳しく紹介されていて興味深いですが、続編は読まなくてもいいかなぁ。

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん/友井羊 ★★★☆☆

店主の手作りスープが自慢のスープ屋「しずく」は、早朝にひっそり営業している。早朝出勤の途中に、ぐうぜん店を知ったOLの理恵は、すっかりしずくのスープの虜になる。理恵は最近、職場の対人関係がぎくしゃくし、ポーチの紛失事件も起こり、ストレスから体調を崩しがちに。店主でシェフの麻野は、そんな理恵の悩みを見抜き、ことの真相を解き明かしていく。心温まる連作ミステリー。

正直、第4話までは真相はすぐに解るし、ストーリーも平凡で退屈でした。
でも、それがハードルを下げさせるための伏線に思えるほど、最終話のキレ味は鋭いです。途中で投げないで良かった。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、自分用のメモ。真相に触れています。下の方へどうぞ。




















あー油断したわー。「そっち!?」ってなったわ。
「実は麻野さんは昔やんちゃだった」とか、意外だけどありそうなネタを放り込むもんだから完全に騙された!
一番意外だったのは、本当に結婚してたってことだけどさ。
「現在」の真相はだいたい解ったけれど、ぶつかった子も伏線だったとは。】

ボランティアバスで行こう!/友井羊 ★★★☆☆

東北で大地震が発生した。就職活動のアピールポイント作りのため、ボランティアバスを主催することにした大学生の和磨。震災で父が行方不明になった姉弟に出会った高校生の紗月。逃亡中、無理やりバスに乗り込んだ陣内。彼らは目的を果たすことができるのか。被災地で出会った事件が、バスに奇跡を起こす。

<心の傷も恐ろしい被害なんだよ>

各章、ミステリにしても感動モノにしても印象が弱いですが、真相には驚きました。
最後の章のラストがキレイに決まっていたので、エピローグは少し説明臭く感じたというか、すべての伏線は最後の章でさりげなく収束して欲しかったかな。
ボランティアのあり方についてもなかなか考えさせられました。
最初は与えるだけでよかったかもしれない支援も時間とともに変化してくる、というのが難しい。

僕はお父さんを訴えます/友井羊 ★★★☆☆

何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」から決定的な疑惑を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん―母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引き摺り出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!

<リクを抱えた腕を、離してはいけないと思った>

丁寧な展開も好印象だし、光一を支持する登場人物たちも活き活きしていて、とても読みやすかったのですよ。
でも、動物虐待の真相はやりすぎ。
ミステリのためにいろんな描写を省くには真相がシビアすぎてバランスに欠けるという、まさに私の嫌いなパターン。
苦々しい読後感でした。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、自分のためのメモ。真相に触れているので、OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
リクがかわいそうで仕方ない。
沙紗がどんなにフォローしても、甘いと思っちゃう。
リクへの虐待の理由に説得力が感じられないのよね。
276ページの真相に一番腹が立った。
彼が極限まで追い詰められて逃げ場のない状態だったのなら、まだ同情したかもしれない。
他人を思いやることができる「余裕」なんて、あって欲しくなかった。
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 2005年8月~

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