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股旅探偵 上州呪い村/幡大介 ★★★☆☆

渡世人三次郎が宿で看取った男が、村の災厄と名主屋敷の三姉妹の死を予言して果てる。ねじれたシダしか生えぬ土地、滝壺に吊された女の死体、底なしの井戸、棺から消えた死体がモウリョウとなり村人を襲う・・・上州の山奥、火嘗村に足を踏み入れた三次郎は「あっしには関わりのねえ」事件に次々巻き込まれてゆく。

<壁本ならぬ壁村だ>

あーやっぱり面白いわー。
読者やマニアの反応を気にしたり、続編やシリーズ化の企みもちょいちょい示唆したり、今回もメタ展開で笑わせていただきました。
でも、前作は全体的にユーモアが散りばめられていたのに、今回の笑い所はメタ部分のみで少し寂しかったかなぁ。その分、メタも多めですが。
名作ミステリや時代劇へのオマージュに徹底しているためか、作中で突っ込まれている通りページ数も多くなり、真相が弱くなっちゃってます。
でも、このトリックは嫌いじゃないので楽しめました。次も期待。

猫間地獄のわらべ歌/幡大介 ★★★★☆

江戸の下屋敷におわす藩主の愛妾和泉ノ方。閉ざされた書物蔵で御広敷番が絶命した。不祥事をおそれ和泉ノ方は“密室破り”を我らに命じる。一方、利権を握る銀山奉行の横暴に手を焼く国許では、ぶきみなわらべ歌どおりに殺しが続くと囁かれ!?大胆不敵なミステリ時代小説。文庫書下ろし。

<ああ、そういう趣向の小説なのか>

あー、面白かった!
やっと「このミス」が役に立ったわ。

ミステリとしてはあっさりとした真相だし、メタ展開を楽しむには分量が少ないし、やや物足りなく感じながらも、魅力的なキャラクターや薀蓄が興味深くてどんどんページが進むのです。
皆が皆、わらべ歌を歌いたくてウズウズする様子が微笑ましいなぁ。
そして、ラストには本当にびっくり。まったくの予想外。
個人的には、別にこの真相でなくても問題はないのですが。
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 2005年8月~

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