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向日葵は見ていた/西本秋 ★★★☆☆

住人すべてが何らかの事情を抱えるひまわり荘に、ある夜、東京から来た父娘とみられる2人が入居する。小学生のコウは同い年の少女・有羽に興味を持つが・・・。15年後、図書館で見つけたひまわり荘の写真により記憶が蘇った「私」は、自分の罪と向き合うために過去を調べ始める。
15年前の夏休み。ある村の下宿で、住人が一夜にして姿を消した。後には、呪われた館と、ひまわりと、ひとつの死体が残った―。


<待っていた。ずっとずっと待っていた>

魅力的なあらすじから想像するよりも、かなりゆっくり進むストーリー。
ひまわり荘に暮らす謎めいた住人たちの様子や、15年後の「私」に起こるフラッシュバックなど、魅力的な展開もあるのですが、全体としては「牧歌的な夏の思い出」という印象でした。
ミステリとしてみると、切なさとサプライズが同時にくるタイプの真相でとても好みでした。
コウと有羽にあとほんの少しの可愛気があれば、もっとガツンときたかも。
コウの心情が丁寧に描かれているのに、大切なトコロが伝えきれていないような物足りなさが残りました。
ひまわり荘の住人たちの「その後」も詳しく知りたかったです。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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