スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

叛徒/下村敦史 ★★★☆☆

新宿署の通訳捜査官・七崎隆一は、歌舞伎町で起きた殺人事件の第一発見者の取り調べの通訳を担当する。数日前から家に帰らない息子の部屋で、逃走中の犯人が着ていたと思われる血まみれのジャンパーを発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、“通訳”を武器に孤独な捜査を始めるが――。家族を巡る贖罪の警察小説は衝撃の結末を迎える。

主人公に対する不信感がずっと付きまとう、とても読み辛い作品でした。(文章も少しぎこちないような気が。)
通訳捜査官という設定をうまく生かしているとは思うのですが、やっぱり任務の逸脱には抵抗を感じてしまいます。
事件の真相はシンプルで、ミスリード的なものにもまったく引っかからず。
取り上げている社会問題も、前作ほどの目新しい内容ではありませんでした。

闇に香る嘘/下村敦史 ★★★☆☆

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、不適合だと分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。27年間、兄だと信じていた男は偽物なのではないか――。全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。

予想外の真相で伏線もバッチリ、結末までとても巧く考えられていて評判が高いのには納得だけれど、プロローグで期待したほど興奮するストーリー展開ではなかったかなぁ。
終盤の敵の企てなど、全体的にシリアスとエンタメのバランスが気になってしまったのですよね。
でも、視覚障害者の主人公が、外でいきなり腕を掴まれて動揺しつつも「もしかして手助けしようとしてくれる善意の人かもしれない」と気持ちを落ち着かせようとするシーンは繊細で印象に残りました。
最新記事
検索フォーム
記事一覧

 2005年8月~

カテゴリ
プロフィール

めみ

Author:めみ
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。