スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

五色沼黄緑館藍紫館多重殺人/倉阪鬼一郎 ★★☆☆☆

某県・五色沼のほど近くに唐草模様で彩られた黄緑館・藍紫館という名の面妖な洋館が並んで佇んでいる。深い霧と降りしきる雪の中、館のお披露目パーティーが開催された。が、招待客はわずか4人。奇妙なムードの中第一の殺人が!!被害者は「怪物が…」と死の直前に呟く。連鎖し起こる不可能殺人!衝撃の真相が待つ。

<よくこんな無駄なことを>

久しぶりの倉阪作品。
クセのあるミステリだと覚悟していたつもりなのですが、洋館も事件も描写が曖昧という状況は読んでいて本当に疲れました。
前半で明かされる真相もインパクトがなく、「なんだかな~」な印象。
でも、まぁそこからが本領発揮ということで。
P150の真相で「うっ」と言葉に詰まり、ラスト一ページでは悲鳴を上げそうになりました。
お見事です。本当にお疲れ様でした。

留美のために/倉阪鬼一郎 ★★☆☆☆

学内のミステリーサークル「アルゴークラブ」は、赤田留美、羽根木透という2人の死者を出して、その活動に幕を下ろす。その最後の会合は、羽根木の遺稿「紅玉の祈り」の朗読会となった。羽根木の赤田への思いが描かれているようなのだが、しかし、じつはそこに2人の死にまつわる「重要な真実」が記されているのだという。メンバーは遺稿を読みながら、やがてある「それ」に気づくのだが・・・。

<留美のために>

う~~~~ん、ダメでした~。
すっごい疲れた。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
『四神~』ほどのギャグっぽさは無いので、別物として読みましたが、真相はほぼ『四神~』でした。
バカミスと駄洒落は切り離せないものなのね・・・。

小説内小説がクセものでして。
最初の方で、仕掛けられた暗号に気付けば、真剣に読むことはないのです。
そうとも知らず、全てすっ飛ばしたため、真相が明かされても「へぇ・・・」としか。
ってか、真剣に読んでたら、投げ飛ばしたね。

あの意味深なラストは何なのか。
それだけが気になる。

四神金赤館銀青館不可能殺人/倉阪鬼一郎 ★★★☆☆


花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家屋形。
嵐の夜、館主の部屋で起きた密室殺人、さらに連鎖する不可能殺人。
対岸の四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落とされる。
両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇!
鬼才が送る、驚天動地のトリック!


<袋小路と笑わば笑え。これも新本格だ!>

長編はこれが初めての倉阪作品。
ホラーのイメージが強い作家さんなので敬遠していたのですが、この作品は本格寄りのバカミスという噂を聞き、手に取ることにしました。
著者近影が爽やかです。

あまり売れ行きの良くないバカミス作家・屋形が、己の現状を嘆いたり、自虐的になったりする様子が何となくリアルで笑えます。
そして、屋形の携帯電話の待ち受け画面は、すべて「ふーちゃん」。
ニヤリとしてしまいました。

所々で意味ありげなシーンが挟まれるので、トリックをあれこれ想像してしまいましたが、事件そのものは実にストレートです。
ヒネリを期待していたので、そこは少し拍子抜けしました。
でも、作中にも記述があるように、これは伏線を楽しむ作品なのですね。
てっきりギャグのつもりで読んでいた文章が、後に伏線になってたことに気付かされたり、あからさますぎてスルーしてしまうという、新しい感覚を何度も味わいました。
細かいわ~!
そして、ラストのバカミス的真相には、大満足!
このオチは好きですね。
ただ一点、登場人物表は必要だったのかどうか・・・?
最新記事
検索フォーム
記事一覧

 2005年8月~

カテゴリ
プロフィール

めみ

Author:めみ
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。