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青天の霹靂/劇団ひとり ★★★☆☆

学歴もなければ、金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。
特技といえば、手品が少し、一流のマジシャンを目指したはずが、17年間、場末のマジックバーから抜け出すことができない。腐りきった自分に飽き飽きしていたある日、テレビ番組のオーディションに挑む。
審査員の反応にはじめて将来の希望を抱いた帰り道、警察からの思いもかけない電話を受ける。
晴夫の運命は、突如、大きく舵を切った――。(帯より)


長編小説だったのですね。
読み始めるまで、てっきりエッセイだと思ってました。

青天の霹靂が起こる手前で十分じ~んときてしまったからか、それ以降はあまり心を動かされず。
あ~こういうジャンルなんだ~、と少し拍子抜けしちゃったかな。
ヒネリのあるラストのおかげで後味は良いですが、あまり余韻は深くないかも。
伏線が面白いので、やっぱり連作短編を書いてほしいなぁ。

そのノブは心の扉/劇団ひとり ★★★☆☆

お笑い芸人として、俳優として、そして、作家として、ノリにノッている著者による初のエッセイ集。
「週刊文春」好評連載に大幅加筆。(文藝春秋サイトより)


<今もハムスターぐらいなら生める自信があります>

小説だと思ったらエッセイでした。
いや、面白かったです。

文章はぎこちなくて最初は読み辛いけれど、次第に気にならなくなります。
「劇団ひとり」らしさが感じられるからでしょうね。

どんな場所でも他人の目を気にする自意識過剰な著者に、「面倒臭い男だな~」と思いながらも、つい笑ってしまいます。
富士山に登ったり、船舶免許を取ったり、乗馬に挑戦したりと、なかなか行動的なのが意外でした。

陰日向に咲く/劇団ひとり ★★★★☆


『ビギナーズ・ラックにしては上手すぎる。
  あと二冊は書いてもらわなきゃ。』恩田陸


いやぁ。ほんと上手すぎる。
最初は文章のリズムや古臭い言い回しが気になったのですが、読み進めるとそれが絶妙な持ち味に化けました。
思わず声に出して笑ってしまったり、泣きどころではホロリとさせられたり。すごいすごい!
彼の芸が好きな私としては大満足。オチの付け方などもかなり好みなのです。
各話の構成もよく考えられています。
特に『鳴き砂を歩く犬』のリンクは一番驚きました。
ここで、作品全体の主人公があの人物だったと解るのですね。
一話目からは想像できなかったなぁ。
著者の人柄か、登場人物すべてに優しさが感じられ、読後は温かい気持ちになれます。
この雰囲気はとても心地いい。
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 2005年8月~

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