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弁護側の証人/小泉喜美子 ★★★★☆


八島財閥の放蕩息子・杉彦に見初められ、玉の輿に乗ったストリッパー、ミミイ・ローイこと漣子。
『遺産狙い』という中傷をされながら毎日を過ごす中、八島家当主の龍之助が殺害される。
まさか夫の杉彦が犯人!?
必死の調査を続ける漣子と仲間たち。
新たな弁護側の証人は見つかるのか?


ストーリーは、漣子の一人称と三人称の交互で回想を挟みながら進みます。
屋敷の雰囲気や漣子に対する使用人の態度などが本書で語られている通りヒッチコックの「レベッカ」を連想させ、全編に不穏な空気が漂っています。
その反面、漣子の支えになってくれるエダや清家弁護士のキャラがいい味を出していて緩和剤になっているのですが。
警部補も涙の決断ですね。素晴らしいです。

そして真相。
いや~もう~見事に騙されました!!
大きな「ひっかけ」があると知っていたので、とても注意深く読み進め「あんなトリック」や「こんなトリック」の可能性を考えていたのですが・・・。
真相解明のくだりになると「・・・へ!?」。
再読して「えええええ~!!」。
初読時は何の違和感も無かったのですよ。
とっても「巧い」です。やられました。
これが40年ほど前に出された作品だなんて・・・。
そして全てにおいて「フェア」なのです。
これにまた、びっくりです。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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