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いっぺんさん/朱川湊人 ★★★☆☆

いっぺんしか願いを叶えない神様を探しに友人と山に向った少年は神様を見つけることができるのか、そして、その後友人に起きた悲しい出来事に対してとった少年の行動とは・・・。感動の作品「いっぺんさん」はじめ、鳥のおみくじの手伝いをする少年と鳥使いの老人、ヤマガラのチュンスケとの交流を描く「小さなふしぎ」、田舎に帰った作家が海岸で出会った女の因縁話「磯幽霊」など、ノスタルジーと恐怖が融和した朱川ワールド8編。

<チョット昔ノ、オハナシデス>

表題作「いっぺんさん」、展開が読めますが、感動しました。
子供の頃の思い出を語るというスタイルは、心地良い懐かしさを味わえて良いですね。
読後、裏表紙を見て、またじ~んときました。

後の7編は、ホラーだったり、救いがなかったり、結構重めのストーリーが多いです。
どれも好みのパターンなのですが、新鮮味が感じられませんでした。
もう、このジャンルでは驚けなくなっているのかも。

朱川作品はこれが2冊目ですが、『都市伝説セピア』の方がインパクトがありました。

都市伝説セピア/朱川湊人 ★★★★☆


名前だけは知っていたけれど、何となく手に取ることはないだろうと思っていた作家さん。
先日の『世にも奇妙な物語・秋の特別編』で、唯一感動した『昨日公園』の原作者と知り、「これは!」と慌てて図書館に予約したのでした。
読んで良かった。


『アイスマン』
『夜市』と同様、ノスタルジックな雰囲気の作品。
ホラーなのか幻覚なのか。
独特の語り口調が不気味さを際立たせ、背筋がヒヤリとしつつも先が気になって仕方がない。
しかし、オチが乙一の某作品と丸々同じなのが気になりました。ハテ?
『昨日公園』
文句なしに良かったです。
ドラマには無かったラストの主人公の台詞にじ~んときました。
設定は若干違っていましたが、こちらの方が好みですね。
原作を知っていたらドラマではそんなに感動しなかったかも、とさえ感じてしまった。
『フクロウ男』
正当な「都市伝説」モノ。
どこをとっても乱歩風です。
仕掛けには薄々気づいたのですが、少し捻りがあって驚きました。
『死者恋』
この作品はアンソロジーで既読でした。
内容は苦手だけれど、艶のある文章で読ませます。
『月の石』
設定はホラーなのですが、とても現実的で考えさせられる作品です。
自分の決断は正しいのか、後悔しないのか、その迷いに答えは出ない。
ラスト、月を仰ぐ主人公の姿がとても爽やかで、澄んだ気持ちになりました。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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