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犯罪ホロスコープ2/法月綸太郎 ★★★☆☆

十年前に解散した女性三人組アイドル・トライスター。彼女たちが所属していた事務所の元社長・折野が他殺死体で見つかった。犯人と目されたのは、元ファンクラブ会長の安田。安田は自身のブログに折野殺害をほのめかす声明文をアップした直後、服毒自殺していた。しかし捜査を進めるうち、安田の共犯者がトライスターのメンバー内にいたことがわかる。モッチ、メグ、アズミン、三人の女神のうち、いったい誰が犯人なのか―(表題作)。

「三人の女神の問題」は既読。
前作はとっても楽しめたのになぁ。
今回は読むのに時間がかかったかも。
真相もロジックも意外性があって面白いのですが、本当にその真相しかない?と少しモヤモヤが残ったり。

キングを探せ/法月綸太郎 ★★★☆☆

奇妙なニックネームで呼び合う4人の男たち。なんの縁もなかった彼らの共通項は“殺意”。どうしても殺したい相手がいる、それだけで結託した彼らは、交換殺人を目論む。誰が誰のターゲットを殺すのか。それを決めるのはたった4枚のカード。粛々と進められる計画に、法月警視と綸太郎のコンビが挑む。

構成や展開が面白いので、珍しく深読みせずに物語を追うことに徹しました。
それがいけなかったのかしら。
終盤の駆け引きといい、とてもとてもよく練られたプロットだと思うのですが、やられた感は乏しく読後の印象はやや薄め。
本作と比べてストーリー展開が退屈だった『生首に聞いてみろ』の方が、真相のインパクトは大きかったかも。

しらみつぶしの時計/法月綸太郎 ★★☆☆☆


無数の時計が配置された不思議な回廊。その閉ざされた施設の中の時計はすべて、たった一つの例外もなく異なった時を刻んでいた。すなわち、一分ずつ違った、一日二四時間の時を示す一四四〇個の時計・・・。正確な時間を示すのは、その中のただ一つ。夜とも昼とも知れぬ異様な空間から脱出する条件は、六時間以内にその“正しい時計”を見つけ出すことだった!?

『パズル崩壊』と同じ路線の短編集ということですが、とても退屈で印象に残らないモノばかりでした。
『パズル~』は結構面白かったのになぁ。
パンチ力は欠けてるし、ヒネリは効いてないし・・・う~ん。物足りない。
「猫の巡礼」なんてどうしようかと思った・・・。

犯罪ホロスコープ 1/法月綸太郎 ★★★☆☆

売れっ子ライター・虻原がマンションから転落死した。そのマンションには、虻原もかつて所属していた劇団の主宰者が住んでいた。最近、二人には感情のもつれがあったらしい。虻原は、寄稿した雑誌の最終回のコラムに不可解な俳句を二首、残していた。さらに「六人の女王にたずねるがいい」という謎のメッセージが。俳句に隠された謎とは?(六人の女王の問題)星座にまつわる六つの謎を解き明かす、まさに端正な本格推理!

<そんな語呂合わせはナンセンスだ>

短編では勿体ないと思うほど、全ての事件が魅力的でした。
(無理やり星座に関連付けてる印象もありますが・・・。)
6編中、「ゼウスの息子たち」と「ヒュドラ第十の首」を既読。
やっぱり、その2つが読み応えがありました。

それぞれのテーマとなるギリシャ神話の記述も興味深く、「著者のことば」にあるように、「気楽に読んで愉しめる、そして後にはいっさい何も残さない」作品として読むと、結構楽しめます。
続編が待ち遠しいです。

怪盗グリフィン、絶体絶命/法月綸太郎 ★★★☆☆


<あるべきものを、あるべき場所に>

タイトル通り、怪盗グリフィンにピンチが続出!
ハラハラと同時に、「え・・もしかしてそんなに有能ではないの?」という疑念も沸いていたのですが(笑)、最後は名誉挽回、格好よく締めてくれました。
怪盗に人間臭さやリアリティを与えることに成功していますね。
ミステリーランドのヒーローものは、比較的安心して読めるものが多いので、このスリル感はとても新鮮!

軽く読める中にも、ほど良く歴史背景や政権事情が組み込まれ、物語の骨組みがしっかりしています。
中心となるストーリーとは別に、贋作画家のエピソードなども楽しめました。

相変わらず、細かく張り巡らされた伏線に唸らされ、どんでん返しには素直に驚きました。
何と言ってもこのキャラのおかげで、従来の法月作品では考えられない読後感の良さ。
痛快冒険小説として最高の出来でした。
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 2005年8月~

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Author:めみ
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