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ザ・万歩計/万城目学 ★★★★★

万博公園に出現したオレンジ色の巨大怪鳥とは!?
係長から「マキメっち」と呼ばれるとき。
「この世に存在するはずのない曲」への想い。
負のカリスマ「御器齧り」との仁義なき戦い。
「オリーブの首飾り」を聞く小さな歓び。
カッパドキアで魅惑のハマムを・・・!?
京都市が極秘裏に実行している防災計画について。
モンゴルで夢見たエコで優雅な遊牧民生活・・・。
『鴨川ホルモー』の奇才、待望の初エッセイ集!


<何なんだ、これ>

あ~面白かった!
ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」の替え歌と岡本太郎で、ブハッと噴き出し、★5つ決定。

ちょこちょこ垣間見える大阪テイストがツボでした。
文章につい「大阪弁」が出てしまう苦労と、これ方言だったのか!という発見。
不思議なモノを目撃し、『探偵!ナイトスクープ』に依頼しようかと悩む家族。

面白いだけでなく、祖父やネコの話にうるっときたのは私だけ?
「きゅ」と鳴く黒い稲妻「G」との壮絶な闘いに、手に汗握ったり。
いろんなジャンルのネタが満載ですが、どの話も綺麗にオチていて、何が言いたいのかはちゃんと伝わります。
何より、万城目さんがこれほどアクティブな人だとは意外でした。
私も、これで人間の真実を学ぶことができた・・・かな。

密室・殺人/小林泰三 ★★★★☆

「息子の容疑を晴らして欲しいんです。嫁の浬奈殺害の容疑です」
四里川探偵事務所に持ち込まれた依頼をうけ、所長は助手の四ツ谷礼子に事件現場である亜細山中の別荘に向かうよう命じた。雪の夜、密室と化した部屋に閉じこもっていたはずの浬奈が、窓の下の凍った池に墜死したというのだ。だが奇妙なのは事件だけではなかった。究極の新本格ホラー推理誕生。


<あなたは誰?> <僕は味方>

「新本格推理とホラーを融合させた初の長編」とのこと。
個人的には、三津田作品ほどの「融合」ではなかったかな。

これまでに読んだ小林作品とは雰囲気が違って驚きました。
四ッ谷礼子の関西弁がゴツすぎて、まるでオッサンなのが気になりましたが、四里川探偵や谷丸警部との会話がとても楽しいのです。

ある女性が部屋へ入った数分後、外の河原で死体で発見される。
窓は施錠してあり、ドア側には3人の目撃者がいて、密室状態になっていた。
死因が事故でも他殺でも自殺でも、密室からどうやって落ちたのかという不可解な謎が残る。

ページ数が多いのに、事件が1つしか起こらないので、少し冗長に感じてしまったかな。
そして、その真相も予想通りで目新しさは感じません。
でも、この作品のサプライズはそこじゃない。
これまた違う方向からガツン!とくるのです。

ミステリとしては評価に困るのですが、と~っても私好みの作品でした。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
必死に再読。
最初から四里川に違和感があって、名探偵キャラとしては微妙~だったのですが、まさか、四ッ谷しか見えない存在だったとは・・・!びっくり。
これって、声も聞こえないんだよなぁ。
だから、四里川の台詞の後にはほぼ四ッ谷が続けて発言して、その台詞に谷丸警部が答えていたと・・・。
谷丸警部、めっさエエ人や~ん。
そして、見破った徳さんスゴすぎ。
最初の列車の中で四ッ谷が老女たちにヤイヤイ言われてたのも、特異体質を見抜かれてたからかなぁ。
そして、その原因となった連続無差別惨殺事件の真相は放ったらかしってこと?
てっきり、それも絡んでくるんだと思ってたんだけど・・・。

最後、じ~んの台詞。
「僕は甲斐性なしだ。君の生活を守ることすらできない」
これでやっと、四里川の印象が良くなったわ。

肉食屋敷/小林泰三 ★★★☆☆


ジュラシック・パークに刺激された研究者が、6500万年前の地層の中にあるDNAから地球外生命体を復元してしまう「肉食屋敷」、西部劇をモチーフにゾンビの世界を描いた「ジャンク」、人間の一途な愛が恐怖を生み出す「妻への三通の告白」、自分の中にあるもう一つの人格が犯した殺人に怯える「獣の記憶」を収録した小林泰三傑作短編集。(帯より)

<怖がってはいけない>

小林作品は、短編の「玩具修理者」「攫われて」「大きな森の小さな密室」を既読。
ラストではそれまでのグロ描写が吹っ飛ぶくらいのサプライズが用意されているので、ずーっと気になっていた作家さん。
本書もトリッキーな短編集でした。

最初に身構えてしまったので、思ったより真相が読める作品が多かったのですが、どれもゾワゾワと恐怖感が煽られます。
衝撃を受けたのが「獣の記憶」
ありがちな内容だしありがちな展開だし、これもなんだかな~と思ってたら、ラストで呆然。
一度読んだだけでは、何がなんだか解らなかった。
伏線が憎たらしいくらい巧妙なのですよね。
気持ち悪い描写が満載なのに、再読が苦にならないのがスゴイです。

ホラー短編集だと思ってたらSF風味でした。
そのため、若干説明臭くなってしまったのが残念かも。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
「獣の記憶」
最初は、カウンセリングをする女も「僕」の人格の1つなのかなと予想。
次に、NHKの集金人が怪しい?あれ?コンビニの店長?あれ?大家さん?
・・・と、主な登場人物を疑いまくった結果、最後まで犯人が当てられなかったというスゴイ作品。
凝ってるわ~!

医学のたまご/海堂尊 ★★★★☆

僕は曽根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。愛読書はコミック『ドンドコ』。ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ・・・。ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー!(本書あらすじより)

<疑問だらけだよ、オー・マイ・パパ>

横書きの文章は慣れるのに時間がかかったけれど、各章のタイトルやイラストがとても可愛かったです。
子供向けの作品として読んでいたら、専門用語は大量に出てくるわ、大人の汚い世界も露骨に見せられるわ、なかなか侮れない。

急に別世界に放り込まれた薫くんの奮闘する姿に、笑ったり感動したり。
しっかり考えさせられる内容でした。
少し苦い結末だったけれど、これがまた海堂さんの味なんだよなぁ。
とにかく、面白かった!

裏表紙のイラストで、ハイパーマンのポーズしてる3人が可愛い~♪
3人ともヒーローだったもんね。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
まさか、「バチスタ」の未来の話だとは思わなかったなぁ。
東城大学医学部付属病院、一回潰れてるし(汗)。
そして田口センセが、ずいぶん立派に!←笑

『ジーン・ワルツ』でも思ったけれど、ハイパーマンバッカスってどこかで登場したなぁ~と思ってたら、『ナイチンゲール』だったか!
しかも、当時5歳の(佐々木)アツシ君が熱中してたのか!
あ~、思い出した思い出した。「~なのであります」が口癖の子ね。
だからこそ、今回、終盤のあのポーズが決まるのか~。

それにヘラ沼君って『黄金地球儀』の平沼の息子だったのね・・・。
こちらは微っ妙・・・。

そして、切り札が「パパとオアフが知り合い」というのは、さすがに都合が良すぎ?

正月十一日、鏡殺し/歌野晶午 ★★★☆☆


「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受してしまった予備校生は、そこに犯罪の匂いを嗅ぐ(盗聴)。
猫マニアの恋人を持つサラリーマンは、一瞬の狂気に取り付かれる(猫部屋の囚人)。
不仲の祖母と母に挟まれた少女は鏡餅に願いを託す(表題作)。日常の中に紛れ込んだ謎、そして恐怖。ミステリー傑作集。


<ようこそ、裏本格の世界へ>

また変なタイトル~と思ってたら、表題作はその通りの内容だったのでびっくり。

正直、途中までは退屈でした。
ヒネリもないしオチは予想がつくしで、だらだら~と読んでました。
でも、一話ごとに読後感の悪さが増してくるのです。

印象に残ったのは、いじめられている中学生を描いた「プラットホームのカオス」と表題作。
最後の表題作なんてもう『ハッピーエンドにさよならを』の収録作品より、よほど悲惨。キツイ。
でも、一番歌野さんらしい作品で、好みでした。

官能的~四つの狂気~/鳥飼否宇 ★★★☆☆

変態する変態助教授・増田米尊のストーキング(フィールドワーク)中、ターゲットの女性が公園のトイレで惨殺される。「唯一の」目撃者・増田の話が事実だとすれば増田以外に犯人がいなくなってしまうのだが・・・。
そこへ増田の助手、変態ウォッチャーの千田まりが、なんと現場に落ちていたという「凶器」を持ってやって来る。
ディスクン・カーの名作になぞらえた四つの事件・・・狂気に、変態数学者ならではの超絶思考で挑む!


<先生は変態ですけれど殺人者ではありません>

あ~面白かった!
もはや「変態」と呼ばれることに抵抗を感じない増田教授と、彼を観察する学生・千田まり。
教授は興奮すると頭脳が冴え渡るので、ここぞとばかりに罵詈雑言を投げつける谷村警部補。
ず~っと笑いの止まらない読書でした。

教授が常に妄想状態なので、謎解きもかなりの妄想が入ってしまっているのですが、深く考えなければ結構楽しめます。
真相が一転するのも好みでした。
でも、あのサプライズが途中でわかっちゃったのが残念。

ヒトコト(真相に触れています)

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最初から、「クロちゃんは何なのか?」と、それが気になって仕方がなかったのですよね~。
『痙攣的』のオチがアレだったので、きっとクロちゃんも人間ではないのだろうなと。
「マクロリンコス」なんてまさに学名っぽいし。
喋るってことはインコなど鳥類→「クロちゃん」が直接的なあだ名→カラス?
そして、3章の「囁く影が・・・」でカラスが登場したことで確信。
でもでもでも、「カーだからカラス」ってことには気付かなかった!
そして表紙イラストにもちゃーんと。
『本格的』の表紙も鳥だったので、注目してなかったよ~。
なるほど~♪やるなぁ~♪

ジーン・ワルツ/海堂尊 ★★★☆☆


桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、曾根崎理恵。
人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。
顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。
一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、真相を追うが・・・。


<それは、神の領域だ>

もう、完全にミステリではなくなりましたね。

今回のテーマは、不妊治療、代理母出産、産婦人科医の減少、厚生労働省への批判。
ユーモアが控えめな分内容が濃く、ドラマチックな展開で一気に読んでしまいました。
どんな状況であれ、出産という決断をする母親たちの偉大さに感動。
終盤の出産シーンには圧倒されます。
果たして、理恵の行為が正しかったのかどうか、疑問が残りますが・・・。

先月、海堂さんがゲスト出演されている番組を見ましたが、穏やかで関西の笑いにも理解があって、とても好印象でした。
最近の作品は批判が過激に感じてきたのですが、講演会を開いたらもっと支持されるだろうなぁ。

少女ノイズ/三雲岳斗 ★★★☆☆


欠落した記憶を抱えた青年と心を閉ざした孤独な少女。
彼らが出会った場所は無数の学生たちがすれ違う巨大な進学塾。
夕陽に染まるビルの屋上から二人が見つめる恐ろしくも哀しい事件の真実とは・・・。
気鋭の作家が送る青春ミステリーの傑作!


<だって私はとても疲れているの>

初めての作家さんです。
う~ん、期待した割には・・・ってところかな。

雰囲気は楽しめますが、こういう男女の関係は、どうしても『GOTH』以上のインパクトが感じられないのですよね。
事件や謎はなかなか魅力的なのだけれど、ミステリとしてはとても雑で、伏線が無かったり解り易かったり。
どの話も微妙な読後感でした。
唯一、発想が面白いと感じたのは「静かな密室」かな。

とにかく、瞑の境遇があまりに目新しさがなくて愕然としました。
もっと不思議系かと。

もう誘拐なんてしない/東川篤哉 ★★★☆☆


「俺が、おまえを誘拐してやろうか?」
ひょんなことからヤクザの組長の娘を誘拐する羽目になった翔太郎。
関門海峡を挟んで、脱力感あふれる青春が、小気味よい九州弁が、驚愕のミステリーが炸裂する!(帯より)


<間違いないわ。これは猛毒のシノヤマキシンよ!>

ユーモア満載の軽いノリに、また騙されてしまいました。もちろん良い意味で。

翔太郎と組長の娘・絵里香、翔太郎の先輩・甲本の3人が狂言誘拐を仕組み、一方、ヤクザの組長と絵里香の姉・皐月と組員たちは身代金の工面に奔走する。
ヤクザとかそんなの関係なく、全ての会話が笑えます。
特に、組長とお嬢の関係がいいわぁ。

ヤクザなので、娘が誘拐されたからって、警察に通報するわけにいかない。
そのヤクザも、組長は情けないし、組員はボンヤリしてるしで、これは誘拐劇の緊張感は期待できないかな~と思っていれば、ちゃーんとドタバタやってくれます。

東川さんの作品は楽しんで読めるから、真相とかどーでも良くなってしまうのですね。
だから、謎解きのシーンではいつも驚かされる。
ちゃんとしたミステリなんだ!って。

今回も、伏線の張り方は絶妙でした
物語としては、決してまとまってるとはいえませんが、面白かったからいいか~。

ヒトコト(真相に触れています)

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この錯覚のトリック、好き!
電光板の伏線もうまーい。
結局、ニセ札事件はそこまで重要ではなかったの?

狐火の家/貴志祐介 ★★★★☆


『硝子のハンマー』から4年。
弁護士・純子&防犯探偵・榎本、堂々のカムバック。
ますますヒートアップ!
ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ。(帯より)


<また、密室>

『硝子のハンマー』の印象がとにかく薄いので、あまり期待せずに読み始めましたが、これはいい!私好みのミステリでした。

「狐火の家」
主人公が帰宅すると、娘が殺害されていた。現場は密室としか考えられない状況で、榎本が導き出した真相とは?

2つ目の殺人は少々強引に感じましたが、ロジックがとても丁寧で、真相解明にはワクワクしました。
「黒い牙」
愛するペットに襲われ死亡した男性の妻に、ペットを引き取ると主張する男性の友人。2人の仲裁に入った純子だが、男性の死に疑問を抱き・・・?

アレがもんのすごく苦手な私としては、読み進めるのが本当~に大変でしたが、ラストで不覚にも切なくなってしまいました。
「盤端の迷宮」
ホテルの一室で殺害された棋士。部屋は鍵だけでなく、チェーンまでかけられていた。警察に協力することになった榎本は、部屋に置いてあった将棋盤に注目する。

「なぜチェーンをかけたのか」という謎の真相が好みでした。
「犬のみぞ知る Dog knows」
知り合いの劇団員に相談され、座長の殺人事件を調べることになった純子。容疑者はその劇団員を除いて2人。しかし、座長は犬を飼っていて、1人は犬アレルギー、もう1人は犬と対面すると吠え立てられる。そして、事件当夜、犬の吠える声は聞こえなかったらしい。

この作品だけ、異様にシュールな雰囲気で、もう笑った、笑った。
事件は小粒ですが、登場人物の会話が楽しいです。

純子と榎本のコンビがとっても愉快。
このシリーズが楽しみになりました!

ヒトコト(真相に触れています)

以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
「密室」がテーマの短編集となると、1つくらい「結局自殺でした~」というオチを覚悟していたので、見事に全て殺人事件だなんて本当にスゴイ。
あと、「黒い牙」のトリックを、クモでなく、人間でやってる作品を読んだことがあるので、驚いたけれどあまりインパクトがなかったのが残念。

Re-born/伊坂幸太郎・他 ★★★☆☆

迷い、揺れ、苦しみながら選びとった、これがわたしの生きる道・・・。
時代を鮮やかに切り取りつづける7人の人気作家が描く、新たな出会いと出発の物語。
オール書き下ろし&オリジナルの珠玉アンソロジー。(帯より)


<いいか、距離感なんだよ、人生は>

伊坂さん以外は、初めての作家でした。
どれもいい話なんだけれど、テーマがテーマなだけに、短編だと物足りなく感じてしまったかな。
面白かったのは、瀬尾作品と伊坂作品。

宮下奈都「よろこびの歌」は、ラストが唐突。
福田栄一「あの日の二十メートル」は、感動モノなんだけれど、少々ベタかも。
瀬尾まいこ「ゴーストライター」は、家族の関係はもちろん、関西弁の会話も全てがツボだった。
中島京子「コワリョーフの鼻」は、意外な展開だけれど、間延びしちゃった。
平山瑞穂「会ったことがない女」は、強引だけれど結末には納得させられた。
豊島ミホ「瞬間、金色」は、リアルだけれど印象が薄い。
伊坂幸太郎「残り全部バケーション」は、シュールな設定が笑える、伊坂さんらしい作品だった。

流星の絆/東野圭吾 ★★★☆☆


14年前、ペルセウス座流星群を見るため、夜中にこっそり家を抜け出した3兄妹。
帰宅すると、両親が惨殺されていた。
次男は裏口から出てきた男を目撃したが、結局犯人は捕まらず、事件は迷宮入りに。
その後、成長した3兄妹は裕福な男性をターゲットにする詐欺師になっていた。


<俺たちって、流れ星みたいだな>

サクサク読めて、ストーリー展開も楽しめますが、全く心に残らない作品でした。

3人が詐欺師になるという設定が、チープに感じてしまってダメでした。
彼らがそこまで歪んでしまった経緯(施設での苦労など)が、バッサリ省かれているからなぁ。
全体的に読み応えがないのです。

復讐計画も危なっかしいし、ミステリとしても物足りない。
う~ん、残念。
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 2005年8月~

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めみ

Author:めみ
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