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純喫茶「一服堂」の四季/東川篤哉 ★★☆☆☆

古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ!

うーん。これは退屈でした。
既読の『春の十字架』はトリックが冴えていましたが、他の短編はまったく印象に残っていません。
ユーモアも薄味だし、なにより美人店主が魅力不足。
メインの真相は気づかなかったけれど、もうどうでもいいレベル。

○○○○○○○○殺人事件/早坂吝 ★★★★☆

公務員・沖らは、ライター・成瀬のブログで知り合い、仮面の男・黒沼が所有する孤島でオフ会を行っていた。沖は今年こそ大学院生・渚と両想いになりたいと思っていたが、成瀬が若い恋人を勝手に連れてくるなど波乱の予感。孤島に着いた翌朝、参加者の二人が失踪、続いて殺人事件が! さらには意図不明の密室が連続し…。果たして犯人は?そしてこの作品のタイトルとは?

<んなモン分かるかボケッ!>

何から何まで挑戦的で、でも決してハッタリではない。そんな作品。
真相は丸っきり解らなかったくせに、タイトル当ては数ページでピンときて少し嬉しかったり。
下品だ下品だと評判ですが、私の中ではギリギリ「意外性」が勝っているといいますか、終盤の強烈なロジックの連続にもなんとか耐えることができました。
なによりメインの真相は本当に好み。
次、どんなの書くんだろう。興味あるわー。

ヒトコト(真相に触れています)

以下、自分用のメモ。真相に触れています。下の方へどうぞ。




















タイトルに気づいたのは、まず表紙の(尻!てカンジの)イラストが気になっていて、「読者への挑戦状」でことわざだと知った瞬間、ピンときたのよね。それだけ~。
以下、伏線メモ。
ラーメンの汁をかぶったのに着替えずに乾かそうとする違和感をずっと引きずっていたから、真相でスッキリしてよかったー。
そして、桟橋のシーンのエロ雑誌、新品の女性用下着も上手い。
P23「僕は今まで~」ストレート。
P39「内容が内容だからか~」そりゃあねぇ。
P58「なぜか彼女だけ~」彼女だけ・・・。
P83「みんなの肉体をチェック」ストレート。
P88「成瀬さんのだけは敢えて消さなかった」男だし別に写真くらいで大げさな、と思ってた。
盗撮の船に向かって泳いで乗り込んできた「俺」にはそりゃビビるでしょうよ。なんて迫力。

そして、最初の「挿話」がまさかそんな真相だったとは!】

特捜班危機一髪/我孫子武丸 ★★★☆☆

警視庁イメージアップのため(安易に)結成された戦隊ヒーロー“ドットジェイピー”。5人の美男美女警官(ただし性格に難アリ)の行く手を阻むのは、都知事のいやらしすぎる陰謀か!? それとも色と欲か!? インテリ、腐女子、Jr系、マッチョ、ロリ巨乳――キャラ立ちまくりの戦隊ヒーロー、ニッポンの平和をかき乱す!?

<禁断の弟×兄ー!きゃー!>

ああもうおっかしい。
前作から6年も経っているということでメンバーの個性をすっかり忘れていましたが、読後、こんな濃いキャラクターでも忘れることができる自分に感心しました。
前半は文句なしで面白いのですが、終盤に向けて変態が加速していくにつれ行き詰まっちゃったような?
まぁ、前作と同じくミステリとしては「?」な内容なので、メンバーそれぞれの煩悩を楽しむ目的で読む方がいいでしょう。
それにしても「ホワイト昇天」と「酔拳~?」は笑ったー。

御子柴くんの甘味と捜査/若竹七海 ★★★☆☆

長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事。甘党の上司や同僚からなにかしらスイーツを要求されるが、日々起こる事件は、ビターなものばかり。上田市の山中で不審死体が発見されると身元を探り(「哀愁のくるみ餅事件」)、軽井沢の教会で逃亡犯を待ち受ける(「不審なプリン事件」)。

<さすがだ。これはうまいわ>

好きすぎて何度も読み返しているミステリ短編集『プレゼント』のスピンオフ作品。
小林警部補はともかく、御子柴くんはまったく記憶にありませんでしたよ。
展開は意外性があるのですが、ミステリとしてはゆるい感じの、解決したのかどうなのかスッキリしない後味です。
毎回「小林警部補の遠慮がちな推理で複数の事件をまとめちゃう」というパターンなので、謎解きは比較的簡単なのですが、「不審なプリン事件」のつながりはなぜか予想外でした。
(事件とまったく絡んでいない)甘味の情報が、とても興味深かったです。
あとがきも嬉しいなぁ。

魔法使いと刑事たちの夏/東川篤哉 ★★★★☆

八王子署のエース、小山田刑事の秘密。それは―自宅に魔法使いが棲んでいること。目指せ逮捕!今回の愉快な犯人たち。タレントの密会写真をもみ消そうとする、芸能事務所社長、手抜き工事された恨みを晴らしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された、紳士洋品店の店主。

<いつ殺るの?今でしょ!>

あー笑った笑った。
あまり期待してなかったけれど、キャラクターが馴染んできたのか、一作目よりずっと楽しめました。
マリィの魔法が笑い所にしかなっていない点も、なんだか面白い。
お気に入りは『魔法使いと死者からの伝言』
ダイイング・メッセージのアイディアがそれは見事で。
当分忘れられないくらいのインパクトのある謎解きでした。
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 2005年8月~

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