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九杯目には早すぎる/蒼井上鷹 ★★★★☆


「大松鮨の奇妙な客」・・・第58回日本推理作家協会賞・短編部門候補作「においます?」「私はこうしてデビューした」「清潔で明るい食卓」「タン・バタン!」「最後のメッセージ」「見えない線」「九杯目には早すぎる」「キリング・タイム」・・・第26回小説推理新人賞受賞作

<今夜、読みにでも行こうか?>

短編5つとショートショート4つの構成です。
デビュー作にしてはどれもレベルが高めで驚きました。

何しろ、「大松鮨の奇妙な客」「私はこうしてデビューした」を読めただけでも儲けものです!
久々に目が覚めるような衝撃を味わいました。
トリック自体は目新しくはないのですが、まさかこの作品に使われているとは・・・という意外性がたっぷり。

ただ、トリッキーな作風なんだな、と途中から身構えてしまったせいか、最後の方はあまり盛り上がらなかったかも。
「キリング・タイム」も最初から真相(サプライズ?)がよめてしまったのですよね。
これはミステリ好きなら絶対分かってしまいますよ。

この著者は、とにかく話が噛み合わない人物を描くのが巧い!
読んでいると、こちらまで「イーッ!!」ってイライラさせられるのです。
でもその相手をさせられる、いかにも小市民な男性たちが可笑しくて哀しくて。

個人的に好きな作品は「見えない線」
ラストがせつないです。

こういうミステリ色の強い作品を書く作家が出てきて、とても嬉しいです!
次回作にも期待します!
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 2005年8月~

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