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落下する緑/田中啓文 ★★★☆☆

テナーサックス奏者・永見緋太郎が数々の事件を推理する7つの連作集。

永見は頭が良く演奏も素晴らしいのですが、ジャズ以外にはほとんど興味がない。
空気を読まないあっけらかんとした発言に、毎回クインテットのリーダーである「私」をハラハラさせます。
この一般人と少しズレた感覚が笑いを誘うのですよね。

ミステリ的には、特に驚くような真相もなく、普通かな。
悪役がみんな同様のキャラというのも深みがないし。
でも、不思議につまらないとは感じませんでした。
薀蓄がうるさくないので、サクサクっと読めるのもポイント高いです。

章ごとに<田中啓文の「大きなお世話」的参考レコード>が紹介されていて、ジャズに対する情熱が伝わってきます。
田中さん自身もテナーサックス奏者だということで、ご自分のバンドのアルバムが紹介されているのもご愛嬌。
ジャズには全く無知ですが、なかなか楽しめました。

まさかと思ってましたが、今月には『笑酔亭梅寿謎解噺2』が出るそうで。
嬉しすぎる!
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 2005年8月~

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