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うたう警官/佐々木譲 ★★★☆☆

札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。彼は、翌日の百条委員会で警察の不正を証言する予定だという。それを阻止するためか、やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに裏の調査を始めたのだったが・・・。

<うたう・・・警察用語で証言する、密告するの意>

初・佐々木作品。
固い文章を書くイメージの作家さんだったのですが、とても読みやすくて驚きました。

警察組織が警察官の口を塞ぐため狙撃するという設定に、「そこまでするか?」と最初は戸惑いましたが、気が付けば一気読み。
佐伯たちは翌日まで津久井を安全な場所に匿い、一晩で彼の潔白を証明しなくてはいけない。
このタイムリミットがスピーディーな展開と緊迫感を生み出し、終盤までグイッと引っ張ります。
逆に言えば、一晩で事件を解決しないといけないので、都合よく次々とヒントが出てくるなど不自然な点も多いのですが。
でも一晩じゃなかったら絶対中だるみしただろうなぁ。

警察に情報を流している裏切り者は誰か?
佐伯たちは翌日、無事に津久井を道議会へ送り出すことができるのか?

最後までハラハラし通しです。
375頁がとても短く感じました。
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 2005年8月~

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