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仔羊たちの聖夜/西澤保彦 ★★★☆☆

1年前のクリスマスイヴ。
コンビニの真上のマンション最上階から、タックたちの目の前に女性が落下し死亡するという事件が起こる。
一年後に、何かの手違いでその女性のものらしいプレゼントをボアン先輩が保管していることが発覚。
タックとタカチが女性の遺族に返すことに。
が、女性の身元をたどるうちに、5年前の同じ日にも、同じ場所からプレゼントを手に飛び下り自殺した若者がいたとわかり・・・。


1年前の、タックたち3人の運命の出会いが描かれています。
タックとタカチは事件の詳細を突き止めるため、様々な人物にアポをとり、車で出向き、情報を手に入れる。
前作とは打って変わって、フットワークが軽い軽い。
逆にテーマはずっしり重いです。

「親の独善的支配力」。
どの親も少しはそんな部分があるのでしょうが、極端なケースはもうおぞましいとしか言いようがない。
子供の意思を認めない人物が続々出てきて気が滅入ります。
そして、被害者の女性にシンクロすることで、タカチの複雑な家庭環境も徐々に明らかに・・・。
何事にもクールなタカチが、必要以上に事件とその背景にのめり込んでいくので、不思議に思っていたのですが・・・。
その痛々しい姿がやり切れませんでした。

そして、タカチが感じる「タックの言葉の重さ」。
出会いから始まっていたと知り、じ~んと。
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 2005年8月~

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