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スコッチ・ゲーム/西澤保彦 ★★★★☆

2年前、郷里の高校卒業を控えたタカチが学園の寮へ帰ってくると、同姓の恋人が殺されていた。
恋人の浮気を疑っていたタカチは、その真相を探ろうとする。
やがて、第2、第3の殺人が・・・!


今回はタカチの高校時代の事件を中心に進みます。
語り手がタカチだからか、前作でも触れた親子関係、男のナルシシズムや嫉妬など、全体的に哲学風。
『彼女が死んだ夜』で気になっていた「16歳の少女」が、まさかこんな形で出てくるとは衝撃でした。
壊さなくてもいい関係を自ら壊してしまった、との言葉にも納得。
そりゃ、忘れられないよ・・・。

今回はタカチのデリケートな問題に加え、ミステリ色も濃いです。
殺人の動機はどうにも納得できないし、苦いモノが残りますが、この謎は魅力的でした。
ラスト、タックがタカチを自由へと解放したことで、2人の関係は強固なものに。
タカチの約束が胸に迫ります。

<きっと行くわ。あなたのところへ>
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 2005年8月~

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