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ボトルネック/米澤穂信 ★★★★☆

恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕・嵯峨野リョウは、強い眩暈に襲われ意識を失う。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいた。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの姉・嵯峨野サキに出迎えられる。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。僕とサキはこの世界と僕のいた世界との間違い探しを始める。

<どうしようもないことは、受け入れるしかない>

オススメできない傑作です。
読後感の悪さ以上に、この感性とストーリー展開に驚きました。
終盤に至るまで、一体どんな結末なのか想像できないのです。

間違い探しを続ける2人。
その3日間でリョウが目にする決定的な違いの数々。
そこから導き出される答えはあまりに苦く悲しいもので・・・。
終盤の静かな迫力に圧倒されました。
リョウの逡巡はどの結果も絶望でしかない。
八方ふさがりの中、解決策となるラスト一行に呆然となりました。
『ボトルネック』というタイトルが一番残酷です。
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 2005年8月~

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