スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

配達あかずきん/大崎梢 ★★★☆☆

近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト「いいよんさんわん」の意味とは?
コミック「あさきゆめみし」を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真。
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。
初の本格書店ミステリ、第一弾!


まず、『パンダは囁く』のゾクリとくるオチにびっくり。
伏線が弱いため、唐突な展開に驚いたというのが正解ですが。
こういう流れは結構好きです。
表題作の『配達あかずきん』、これはタイトルがとても良いですね。
美容院に置いてある雑誌なんて気にも留めてなかったのですが、毎回、本屋さんが配達しているとは。
こういう裏話も興味深かったです。
やっぱり書店員って大変なんだ・・・。
『六冊目のメッセージ』では、本でつながる素敵な出会いに心が温まりました。
私なんて好みが特殊なので、人にオススメするときはドキドキしっ放しなのですが。
こんなセンスの良い読書家になりたいものです。
『ディスプレイ・リプレイ』では、オタク男に対する杏子の接客態度に疑問が。
「お客様」に対してそれは無いのでは・・・??

「書店本格ミステリ」ではなく、「本格書店ミステリ」と紹介されていることに納得です。
どれも一応、伏線はあるのですが、多絵の真相解明シーンで一番重要な情報を知るパターンが目立つため、犯人はともかく動機が推理できないのです。
個人的には杏子と多絵のやりとりに、もう少しユーモアが欲しかったなぁ。
2人の関係は実に微笑ましいのですが、会話が普通すぎて笑える要素がないのです。
同じくミステリとしては弱い『インディゴの夜』シリーズのように、地の文でのツッコミがあれば、もっとテンポ良く楽しめたのではないかな。
最新記事
検索フォーム
記事一覧

 2005年8月~

カテゴリ
プロフィール

めみ

Author:めみ
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。