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異界/鳥飼否宇 ★★★★☆

明治36年春。
那智勝浦で奇怪な少年の姿が目撃される。
目撃者の証言によると。少年は鳥や兎を襲い、人語を解せず獣のように吼えながら山の中へ逃げていったという。
そのさなか、とある病院で乳児が攫われるという事件が発生。博物学者・南方熊楠は弟子と共に事件解決へと乗り出すのだが・・・。


<世界は名前からはじまるのだ。>

とっても面白かった~!
鳥飼さんの作品はやっぱり丁寧。
伏線がどれもさりげなさすぎて、全く気付きません。
斬新なトリックはないですし、真相もそれほど驚くものではないのですが、あれやこれやの小道具がたっぷりでニヤニヤしてしまいました。
満足、満足。

帯を見て、鳥飼さんが横溝正史ミステリ賞作家だったことを思い出しました。
それがなかったら、このドロッドロとした真相に引いていたかもしれません。
南方先生の弟子・太一の呼び方が、どんどん変わっていくのが愉快。
この2人の会話は笑わずにいられません。

読後は、最初から読み直すのもいいですね。
一番驚いたのはラスト一行。
まさか、あのお方が登場するなんて!
いや~楽しい読書でした。
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 2005年8月~

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