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ハッピーエンドにさよならを/歌野晶午 ★★★☆☆

<望みどおりの結末になることなんて、
   現実ではめったにないと思いませんか?>


タイトルが示すとおり、アンチ・ハッピーエンド・ストーリーばかりを集めた短編集。
まさに私好みなのですが、さすがに続けて読むと気が滅入りました。
サプライズが少なく、ただ暗いストーリーが多いからでしょうね。

気に入ったのは、以下の3つ。
妻が夫を殺害したとされる事件の真相とは?『サクラチル』
驚いたし、読後はとてもやり切れないです。ずん、ときました。
ホームレスのムラノに降りかかる災難を描いた『尊厳、死』。
どういう着地を見せるのかさっぱりだったけれど、ラスト一行で驚いた。巧い!
そして唯一、既読だった『玉川上死』(『川に死体のある風景』収録)。
これが一番面白かったです。

もっとトリッキーな作品を期待していたので、残念でした。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
『おねえちゃん』では、美保子は理奈の母親の「妹」なのに、てっきり「姉」だと勘違いしてまして、
両親の会話に出てくる「おねえちゃん」は美保子を指すのだろうと思ってました。
理奈の母親のおねえちゃん(=美保子)のドナーが理奈、みたいな。
その方が、理奈と美保子2人っきりのラストが、さらにブラックになるんだけどなぁ。
突然、理奈にも妹がいたって言われてもなぁ。
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 2005年8月~

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