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女王国の城/有栖川有栖 ★★★★☆

急成長の途上にある宗教団体<人類協会>の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。アリス、マリア、望月、織田の4人はレンタカーを駆って木曽路をひた走る。<城>と呼ばれる総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し・・・。

<信じよう。この人ほど、信じるに値する人は稀だ>

分厚い・・・。
目次を見て「読者への挑戦」を発見した瞬間、推理は断念しました。無理無理。
15年ぶりの江神シリーズですが、たった2年前に前3作を読んだ私としては、決して「待望!!」ではなく、至極順調なペースなんですよね(汗)。
でも、アリスたち4人は相変わらず活き活きとしたキャラクターで、全くブランクを感じさせないのがスゴイ。
とても面白かったです。
一応、アリスたちは<城>に閉じ込められ、殺人事件が発生するのですが、なにぶん微妙な軟禁状態なので緊迫感が無く、中盤まで冗長に感じました。
その後、乱闘シーンや、<街>の少女が登場してから、グッと面白くなりました。
信長、格好良い!
多少、脱力系のトリックもありますが、「おお~!」と目が覚めるような衝撃はしっかり味わえました。
さすが江神さん、素晴らしいロジックです!
以下、自分用のメモ。真相に触れています。下の方へどうぞ。

























江神さんは、今回も魅せます。
第1、第2、第3の条件と、犯人を絞っていくロジックに、ふむふむなるほど。
そして、拳銃が11年前に聖洞に隠されていたという真相に、仰天!
過去と現在の事件が、そういう風に繋がるなんて~。
いや、過去の事件の真相は腰砕けでしたが・・・。
実は、女王が誘拐されていたというのも、すんごいサプライズ!
それが解ると、教団の理不尽な態度や、警察を呼べない理由も腑に落ちるのですよね~。
残念なのは、犯人の動機がすごく唐突に感じられたこと。
そこは伏線が欲しかったなぁ。
アリスとマリアの握手のシーンが、とても好き。
江神さんは<おやっさん>と出会えたし・・・。
冒頭とシンクロするラストも良かった。
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 2005年8月~

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