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ビター・ブラッド/雫井脩介 ★☆☆☆☆

ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。
夏輝がはじめて現場を踏んでから一カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。
捜査本部が疑う内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが・・・。


<一番重要なのはジャケットだ>

映像化するなら、めちゃめちゃ面白いと思います。
でも、小説で読むにはチト辛かった・・・。

『犯人に告ぐ』の雰囲気を期待すると驚きます。
警察小説だと思いきや、キャラクター小説だったのですね。
ジェントルやバチェラーという刑事の呼び名やら、ジャケット・プレイやら、もうコントとしか思えなくて。
明らかにジェントル以外の呼び名が機能していないし。
やりすぎなのでは・・・。

ジェントルがよく足をつるのと、ゲイバーのシーンには笑ったけれど、空回りしているギャグは少なくないです。
底抜けの面白さではないので、リアリティの無さが気になってしまうのですよね。
『クローズド・ノート』と同じく、展開もヒネリがないし・・・。
もう少しパンチが欲しかったかな。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
順子のキャバクラ入門に仰天しました。
なぜいきなりキャバクラ?
そういうタイプだとは思わなかったんだけど・・・。
せめてスナックとか・・・。

序盤に出てくる「蚊」が伏線になるのは、強引ながら面白かった。

好きなキャラは古雅と相星かな。
相星が死ぬ間際に夏輝と携帯で喋るシーンは良かった。

<みんな大好きシニアさん!>
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 2005年8月~

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