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青年のための読書クラブ/桜庭一樹 ★★★★☆


東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。
校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉があった。
そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。
今もっとも注目の奇才が放つ、史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。(amazonより)


<しかし、ぼくは何者にもなりたくはないのだ>

初・桜庭作品です。
上品だけれど、強弱のついた毒舌風の文体がとっても好み。
数行読んだ瞬間に、作品世界に入っていくことができました。

名門お嬢様学校にて、一癖も二癖もある女生徒たちが騒動を繰り広げる。
そして、異形の少女たちが異形の部屋に集い、暗黒の読書クラブ誌をまとめていく。
とにかく、第一章がもうツボど真ん中!
友達のいない烏丸紅子が、読書クラブの部長・妹尾アザミの指示で「不良少年」へと変身し、女生徒たちの憧れの的になっていく様子にうっとり。
彼女たちの言動がケレン味たっぷりで、きゅ~んときます。
結末がまた潔くて、強烈な印象を受けました。

ミステリの要素が無くても満足できたので、次は『赤朽葉家の伝説』を読んでみよう。
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 2005年8月~

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