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ブルースカイ/桜庭一樹 ★★★☆☆

西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った・・・。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシックワールドの昏い眠りの中、絶滅したはずの“少女”というクリーチャーに出会う・・・。そして、西暦2007年4月の日本。死にたくなるほどきれいな空の下で・・・。3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。(本書あらすじより)

<・・・青い空を見たか?>

三部で構成されているのですが、第一部だけで一冊いけたんじゃないかな。
とにかく、マリーの話が抜群に面白いのです。

中世のドイツ、祖母と2人で水車小屋で暮らすマリー。
マリーには5歳までの記憶がなく、祖母は何か秘密を抱えている様子。
そんな頃、皇帝から遣わされた魔女派遣委員が町にやってきて、魔女狩りが始まる。

祖母の秘密とは?マリーが目撃した黒い男とは?突然現れた“アンチ・キリスト”とは一体?
独特の世界観、そして急展開にワクワクし通しです。
でも、もう少し読んでいたかったなぁ・・・スッキリしないし・・・。

第二部では、テンションがガクッと下がりました。
西暦2022年という、これまた微妙に未来な舞台なのですよね。
ここで語られる青年の苦悩が、全く理解できなくて、最後まで付いていけませんでした。

第三部で、突然現れては消えていく少女の正体が明らかになります。
まぁ、納得いくような、いかないような・・・。
少しずつ回収されていく伏線は、切なさも伴っていて満足ですが、少女が現れる意味や目的など、他にも謎が残ったままで、綺麗にまとまっているとは思えません。

第一部が面白すぎただけに、だんだん尻つぼみになってしまった印象です。
タイトルの意味が解った瞬間、脱力しました・・・。
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 2005年8月~

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