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新世界より/貴志祐介 ★★★☆☆

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。
一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは・・・。
何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。(帯より)


<そこにあるのは、ただ剥き出しの恐怖だけである>

貴志作品は他に『硝子のハンマー』を既読。
本書は、1000年後の日本が舞台のSF小説です。

上巻は主人公・早季と仲間たちの学校生活や、冒険が描かれています。
全人学級や、呪力を使った競技など、ハリーポッターの雰囲気を感じました。

中盤まで主に世界観の説明が続くのですが、想像力が乏しく薀蓄が苦手な私は、少し苦労しました。
でも、物語が動き出してからは一気読み!
平和な世界の裏側を知った子供たち、「悪鬼」や「業魔」の存在、バケネズミ間の戦争、そして、諸刃の刃だった「呪力」・・・。
全てが、予想と違う方向へ、どんどん進んでいくのです。
下巻はあっという間に読み終わり、ラストの強烈なメッセージに深くため息をつきました。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
奇狼丸は作品の中で、一番好きだったなぁ。
最期は潔くて、じ~んときた。
もし顔を狙われてたらどうしたのだろう?という疑問も吹っ飛ぶほど、格好良かった。

悪鬼はてっきり守だと思ってた。
上巻の最初に、真理亜が生まれなかったら大勢の人々が死なずに済んだかも、とあったので、真理亜と見せかけて守なのかなと。
しかし、早季も覚も、子供が男の子だったら瞬、女の子だったら真理亜と名付けるって・・・守は?

そして、日野光風のキャラが一番ホラーだった。あれは怖い。
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 2005年8月~

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