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I LOVE YOU/伊坂幸太郎・他 ★★★☆☆


愛についての6つのアンソロジーです。

『透明ポーラーベア』 伊坂幸太郎
まず、ポーラーベアとは何か。
それは「シロクマ」。
僕の姉はシロクマ好き。
そして、彼氏と破局するごとに旅に出る。
僕には来月から遠距離恋愛になってしまう彼女がいて、二人とも、絶えず不安になっている。
ある日、彼女と行った動物園で、姉の最後の恋人だった富樫さんと5年ぶりに再会する。富樫さんは女の人を連れていた・・・。

う~ん、すごく良い!
「チルドレン」と同様、伏線の使い方にニヤリとさせられます。
宇宙人のエピソードも、いい味を出していて。ラストの花火も効果的。
やっぱりシュール、でも、とても素敵。
『魔法のボタン』 石田衣良
石田さんの作品を読むのは初めて。
コメンテーターとしてはよく拝見するのだけど。
萌枝のことを「きみ」と呼びかける文体が新鮮でした。とても詩的で。
いつもジャージとすっぴんで、ぼくの前に現れる萌枝が、「女装」した様子がとても可愛らしいです。
『卒業写真』市川拓司
「いま、会いにゆきます」の著者だということは知っているのですが、これまた未読。
この本の中で一番コミカルな作品でした。
女性心理を描くのがとても上手で、思わず吹き出したり。
焦ったり、喜んだり、主人公に感情移入しまくりです。
ラストもとても爽やかです。
『百瀬、こっちを向いて』 中田永一
暗いっ。暗すぎ。少しミステリ的な要素もあるのですが、全体的に重い話なので疲れました。希望が持てるラストで救われます。
『突き抜けろ』 中村航
なんだか変な話。登場人物の誰にも共感することができず、ただ淡々と読んでました。これはいまいちだったかな~。
『Sidewalk Talk』 本多孝好
「MISSING」しか読んだことのない作家さん。この作品は良かった。
彼女との思い出がとてもロマンチック。
そして、店を出る時に思い出す、あの日の彼女の約束。
こんなじーんと胸にくる文章を書く人だったんだなぁ。
他の作品も読んでみよう。

正直、伊坂さん目当てで読んでみたのですが、他に追いかけてみようと思える作家さんを見つけることができてラッキーでした。
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 2005年8月~

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