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鉄鼠の檻/京極夏彦 ★★★☆☆

シリーズ最大の難事件!京極堂、結界に囚わる。
忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」・・・。
箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者・・・骨董屋・今川、老医師・久遠寺(くおんじ)、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹(きょさつ)=明慧寺(みょうけいじ)に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第4弾!


<この檻は破れませぬ>

ひやぁ・・・長かった・・・。
これまでは何とか薀蓄に目を通してきたけれど、今回は飛ばしてしまった・・・。
絶対、難易度高くなってる!
でも「公案」や「十牛図」はシュールで興味深かったです。

ミステリ面はあまり期待してなかったので、意外な犯人にびっくり。
それまでの構図がひっくり返るシーンは、とても鮮やかでドラマチックでした。
さすがに犯人の動機には首を傾げましたが、この(濃ゆ~い)雰囲気ならアリですね。
不道徳な関係もトリックも、何だかどうでも良いとさえ思えてくるのが不思議。

それにしても、榎木津の「僕だよ!」の登場は良いなぁ
釈迦も弥勒も榎さんの下僕って・・・素敵すぎる。
今回も楽しませてもらいました。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
終盤に近づくにつれ、『薔薇の名前』っぽい展開に頬染めてしまったり。
ぼんさんばっかりだから、まさかとは思ったけど(照)。

哲童の印象が強かったので、木の上の死体とか、トイレの逆さ死体とかは「公案」になぞらえてるんだろうなぁとは気づいてた。
でも、まさか仁秀の下で動いていたとは・・・。
襤褸を纏った仁秀が明慧寺の真の貫主と判明するシーンは、目に浮かぶような鮮やかさだった。
ここだけ、映像化して欲しいなぁ。
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 2005年8月~

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