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十三回忌/小島正樹 ★★★☆☆

ある素封家一族の、当主の妻が不審死を遂げたが、警察はこれを自殺として捜査を打ち切ってしまう。それが始まりだった。当主の妻の一周忌には「円錐形のモニュメントに真上から突き刺さった少女」、三回忌には「木に括りつけられさらに首を切られた少女」、七回忌には「唇だけ切り取られた少女」・・・と忌まわしい殺人が続いていく。
そして十三回忌を迎える。厳戒態勢のなか、やはり事件は起こった。(帯より)


<あなたの不快さが私を悩ませる>

初の作家さんですが、文章が読み難くてなかなかページが進みませんでした。
刑事が多く登場するわりには、描写が「彼は○○だから僕は好きだ」という調子で区別がつかないし。
彼らの確執も中途半端で、全く盛り上がることができないし。
探偵も最初と最後でキャラが変わってるし、ご都合主義な展開だし。

・・・と、不満たっぷりな作品なのですが、トリックはバカミス気味でとても好みでした。
あまりの読み難さに、もう誰が犯人でもいいや~と投げやり状態だったからか、その正体にもかなり驚きましたよ。

全体的に、何だか勿体ないなぁ、という印象が残りました。
以下、戯言ですが真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
「彼女を犯人とするには動機の点や人物描写が浅い」という不満よりも、あの数ページで引っくり返す手法がとても嬉しかった。
最近の長編ミステリでは、なかなかこんな「どんでん返し」ないもんなぁ。
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 2005年8月~

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