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死神の精度/伊坂幸太郎 ★★★★★


まず、目次の試聴機の周りに置いてあるCDのタイトルにニヤリ。う~ん、凝ってるなぁ。

表題の「死神の精度」は、以前アンソロジーで読んでました。
まさか、死神シリーズになってるとは思わなくてびっくり。
でも確かに魅力的なキャラかも。千葉さん。

どのストーリーも、大好きです。
千葉のポリシーは、「律儀に仕事をすること」。
時にはやくざの殴り込みを手伝ったり、殺人者の逃避行に付き合ったり。
たいした調査もせずに、結果を報告する死神もいる中、彼が担当した人々は幸せだったのかもしれません。
千葉が持っているラジオを、他の死神が羨ましそうに指をさすシーンがとても愛らしい。
CDショップにぞろぞろ集まってる姿も、想像すると面白いなぁ。
千葉の純粋な探究心と大真面目な発言に、相手がペースを乱されるシーンは、度々吹き出しそうになりました。
あと、「死神」が蔑称であることに驚きました。
「神様には違いない」って開き直ってるあたり、彼らにとっては不本意なのね。
それぞれの結末についての予想が、良い意味で裏切られました。
まるで、突然ラジカセの電源をOFFにしたかのような、潔い結末。
その後、どうなったのかは、読み手の想像次第。
ハッピーエンドでも、そうでなくても、強い余韻が残ります。
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 2005年8月~

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