スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あわせ鏡に飛び込んで/井上夢人 ★★★☆☆


幻の名作「あわせ鏡に飛び込んで」をはじめ、瞬間接着剤で男をつなぎとめようとする女が出てくる「あなたをはなさない」、全篇、悩み相談の手紙だけで構成されたクライムミステリー「書かれなかった手紙」など、選りすぐりの10篇を収録。
精緻に仕掛けられた“おとしあな”の恐怖と快感。(本書あらすじより)


<嘘だ。私は、まだ死んでいない>

岡嶋二人解散後の1990年から1995年の間に書かれた短編とのことで、『あなたをはなさない』『私は死なない』『書かれなかった手紙』はずいぶん前に既読でした。

岡嶋時代の短編集『開けっ放しの密室』や『記憶された殺人』に載っていてもおかしくないミステリもあれば、ホラー色の強い作品もあり。
どれもほんのり後味の悪い終わり方で好みなのですが、どうしても古さは感じます。
後半からは大体先が読めてしまいますから。
各作品の最初に井上さんのコメント(愚痴?)が書いてあるのが嬉しかったです。

お気に入りは安易なオチを絶妙に避けた『ノックを待ちながら』
でも、一番キレが良いのはやっぱり『あなたをはなさない』かな。
初めて読んだときのインパクトは凄かった・・・。
幻の名作と呼ばれる表題作は、ちょっと期待ハズレでした。

巻末に大沢在昌さんとの対談が写真付きで載っているのですが、井上さんがすっごくふっくらしていて誰か分かりませんでした。
昔よりも若くみえることに驚きです。
最新記事
検索フォーム
記事一覧

 2005年8月~

カテゴリ
プロフィール

めみ

Author:めみ
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。