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ロング・ドッグ・バイ/霞流一 ★★★☆☆

俺は犬。名はアロー。このところ、人間たちと俺たち飼い犬の間で話題になっているのは、犬の銅像の前に突然出現したゴボウの謎だ。幼い柴犬・ボンタから依頼を受け、俺は渋々調査に乗り出した。犬の鋭い嗅覚と観察眼をもってしか気づけない「不可能犯罪」。プロフェッショナルな技術を持つ犬たちが、リードから放たれ、深夜の町を疾走する!クールでスタイリッシュ、笑いと涙満載のドギー・ハードボイルド。(本書あらすじより)

<犬と散歩することを、この夫婦は、ワン歩と呼んでいる>

わ・・・ワン歩・・・っ!!ステキ。

作品全体に犬たちへの愛が溢れています。
可愛いイラストですが、あくまでハードボイルドの探偵小説。
些細な謎にも伏線はバッチリです。
人間には気づかない「不可能状況」を犬たちが発見、冒険を交えながら真相を解明していくという、なかなか飽きさせない展開で楽しめました。
(さすがに8匹の脱走シーンは単調に感じましたが。)
犬同士の会話はボイスならぬ「バウス」だったり、言葉遊びも見逃せません。
チャウチャウ犬のシンチーでチャウシンチーにはハマりましたよ。私は。

霞さんのサイトの常連さん「番犬ハチ君」が、あとがきに登場(・・・ってか書いてる?)。
この作品を心底楽しんで書き上げた様子が伝わってきて、こちらまでニンマリしてしまいました。
特に、他人に「貴方は一日にどれくらい犬のことを考えています?」と突然質問しちゃう霞さんが良いなぁ(伊坂作品のキャラみたい)。

裏表紙のお尻のイラストもGOOD。
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 2005年8月~

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