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まほろ市の殺人/有栖川有栖・他 ★★★★☆


「この街はどうかしている―」海沿いに位置する地方都市、真幌では季節が巡るごとに怪事件が起こる。春にはベランダから突き落とされたはずの男が遠く離れた場所でバラバラ遺体で発見される。夏には新人作家の淡い恋に驚くべき結末が。秋には人気小説家と陰気な刑事のコンビにシリアルキラーが立ちはだかる。冬には大金に目がくらみ兄を殺害した男がその亡霊に悩まされ・・・。

<真幌はどうかしています>

ずーっと読みたかった作品が一冊になりました!嬉しい!
こんなに好きな作家ばかりの短編集なんて珍しいです。

「無節操な死人」倉知淳
最初から伏線ありまくりなので、真相はすぐに解りました。
ライトな雰囲気で楽しいです。
「夏に散る花」我孫子武丸
新人作家の自嘲気味な様子がとてもリアルでした。
真相も予想できる範囲を超えていて、やや無茶な設定かな?と思いつつも、それが動機となることで切なさが一気に押し寄せました。
「闇雲A子と憂鬱刑事」麻耶雄嵩
相変わらず真面目なんだか笑わせたいのか微妙なテンションに困ります。
事件もあまりパッとしないなぁ~と思っていたら、ラストはやっぱりの麻耶パワー炸裂!
最初に戻って読み返すとなかなか恐怖です。
緻密なプロットに眩暈がしました。
「蜃気楼に手を振る」有栖川有栖
う~ん、イマイチかも・・・。
途中までとっても面白かったのに・・・。
そんなのあり?の結末でした。

真幌市という架空の街を舞台にしたミステリです。
リンクはごく軽く、地図もあまり意味はなかったので、特にこの設定でなくても・・・と感じましたが。
ストーリーの面白さから言うと我孫子作品が一番かな。
インパクトと伏線の見事さ&大胆さでは圧倒的に麻耶作品です。
(この中で麻耶さんが一番年下というのが意外だったり。)
とっても楽しめました。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
「闇雲A子と憂鬱刑事」
これってものすっごい大胆な伏線なんだけど、奥さんの名前「耿子」を見た瞬間に、真幌キラーだと気がついた人っているのかなぁ。
気づいたら最高につまらない作品になると思うんだけど・・・やっぱりすごいよ麻耶さんは。
冒頭の絵本は奥さんの作品なのね・・・。
人間は夏をこせない・・・怖いよぉ・・・。
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 2005年8月~

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