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女王様と私/歌野晶午 ★★☆☆☆

真藤数馬は典型的なオタク男。
毎日、コンビニでお菓子を買い、週一でビデオ屋、月一で秋葉原に出かけているので、自分は「引きこもり」ではないと考えている。
ある日、可愛い妹「絵夢」とデートに出かけた日暮里で、僕は『女王様』と出会う。


『葉桜~』の衝撃を期待すると、がっかりすると評判の問題作。
私は『葉桜~』より先に、同じ文藝春秋から、同じ時期に、同じトリックで出版された某作品を読んでいたので、どうしても後者の方が評価が高くなるのですが・・・。

以下、内容に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
・・・いや~、これはキツイ。
何がキツイって、女王様と絵夢の台詞ももちろんなのだけど、プロローグで真相が読めてしまったことが一番こたえました。
延々と、かなりイタイ台詞のラリーを耐えたのに・・・不安的中。
それとは別に、もう一つ予想していたトリックがありまして。
そのトリックを、かなり早い段階で暴露してしまう手法は斬新だし驚きました。
でも、そのせいで元々入り込めなった設定にプラスして、どんな視点で読めば良いのか困惑してしまいました。
警察に追われているのに、緊迫感も臨場感も皆無なのですよ。
これも、もちろん著者の狙い通りだとは思うのですが、私はすっかり冷めてしまい、後はもう惰性でページを捲るだけになってました。
大半がアンフェア風味の謎解きの中、「なるほど!」と唸ったのは、4つの願いのラスト1つ。
意外なトコロで使われていました。これは納得。
あと、見開きの文章もポイントです。
薄い本ながら、完読するのに、かなり時間がかかってしまいました。
100ページ近くに亘って、何も事件が起きないのもどうか。
『私、いったい何を読まされているんだろう・・・』と、何度自問したことか。
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 2005年8月~

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