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るんびにの子供/宇佐美まこと ★★☆☆☆


平凡な主婦の、当たり前な毎日―臙脂色のスカートをはいた、久美ちゃんが見えること以外は。嫁と姑の重苦しい日常にちらつく、少女の影は何をもたらすのか。何気ない暮らしにひたひたと入りまじる怪異を描く、怪談文学の神髄五編。『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。(amazon商品の説明より)

う~ん。評価は高いのですが、行間の空白が読めない私にはどの短編もピンときませんでした。
どうしてもオチにサプライズを求めてしまうので、深読みしすぎて肩透かし、を繰り返してしまいました。

印象に残ったのは「柘榴の家」で、これは少し意外な展開。
一方、表題作の受賞理由になったポイントは、私の感覚とはズレていてスッキリしませんでした。
題名に期待しすぎたかも・・・。
以下、真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
表題作は、久美ちゃんが視えるようになった義母に「あの子が来てますよ~」と怖がらせるというオチなんだけど、私が義母なら「あなたも視えるのね!」って逆に心強く感じると思うな。
自分にしか視えないという特別性が一番怖いから。
義母のあまりのビビり様に、久美ちゃんは義母と何かしら関係があるのかと疑ってしまったよ。
これがグッロイ幽霊だったら何百人と一緒に視ようが恐怖だけど、ただの女の子だからねぇ。
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 2005年8月~

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