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白い兎が逃げる/有栖川有栖 ★★★☆☆


<追う者と追われる者はいつ逆転したのか?>
火村&アリスシリーズ、4編の傑作本格推理。


「不在の証明」
あとがきで、有栖川さんは作品に「双子」を積極的に取り入れると書いてありました。
魅力的な題材ですが、その設定の必然性を考えると、すぐにトリックが判明してしまうのが難点かと思っていたのですが・・・。
アリスの「目と違って、耳は閉じれない」発言から、導き出された真相は見事でした。
トリックのマンネリ化の心配は不要ですね。
「地下室の処刑」
こんな状況に立たされたら絶対イヤ。
犯人の動機は、とても斬新でした。
でも、そんな人がいてもおかしくない時代なのですよね。
妙に納得しました。
「比類のない神々しいような瞬間」
2つのダイイングメッセージが出てきます。
1つ目は、その分野に詳しくないので、真相を明かされてもピンとこなかったのが惜しい・・・。
2つ目は、被害者が意図したメッセージとは違う解釈で、犯人を追い詰めるのが面白い。
どちらも、伏線と思われる箇所をチェックしていたのですが、どう結びつくのかが全くわかりませんでした。
「白い兎が逃げる」
ミステリーランドでも感じましたが、有栖川さんは、ストーリーテラーとしても才能を感じます。
話の導入や、会話部分や、アリスの独白など、読んでいてとても愉快なのです。
この話の展開には驚きました。なるほど~。
時刻表トリックは苦手なのですが、関空や大阪・姫路駅など、馴染みの深い場所がキーポイントだったので、イメージしながらとても楽しく読めました。
有栖川さんは、関西を舞台にしてくれるので嬉しいです。

しかし、スーパーはくとの「はくと」が「白兎」だとは知らなかった!
因幡の白兎は有名だけど・・・。
「スーパーな白うさぎ」なんて、そりゃ速いわ。
ここは、トリビア気味に驚きました。
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 2005年8月~

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