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光媒の花/道尾秀介 ★★★★☆


もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―
少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。
一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは・・・渾身の連作群像劇。(帯より)




<世界を全部入れちゃうことだって、できるんだよ>


前章の登場人物が主人公になる形式の連作短編集なのですが、この主人公のセレクトが意外で興味深かったです。
強く印象に残ったのは、とても綺麗で哀しいイメージに胸が苦しくなった「冬の蝶」

ずっと、人間の感情を描くことに重点を置いて活動されていた道尾さん。
これまで私は道尾作品で感情描写を特別に感じることが少なく、ミステリの技巧だけに注目していました。
でも、この作品は飛び抜けて素晴らしかった。
読後、タイトルと装丁の見事さにため息が出ました。
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 2005年8月~

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