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キョウカンカク/天祢涼 ★★★☆☆

女性を殺し、焼却する猟奇犯罪が続く地方都市―。幼なじみを殺され、跡追い自殺を図った高校生・甘祢山紫郎は、“共感覚”を持つ美少女探偵・音宮美夜と出会い、ともに捜査に乗り出した。少女の特殊能力で、殺人鬼を追い詰められるのか?二人を待ち受ける“凶感覚”の世界とは?第43回メフィスト賞受賞作。(本書あらすじより)

<久々に見たよ、こんな純粋に蒼い声>

展開の速さと細かい伏線は好印象です。
でも、期待していた真相がなかなかの肩透かしでした。
前半で期待値を上げすぎたのかも。
あと二転三転は欲しかったなぁ・・・。
あ、犯人の動機は面白いです。さすがメフィスト賞。
以下、自分用のメモ。真相に触れています。下の方へどうぞ。




















いかにもな人物が犯人だったことには、やっぱり物足りなさが残るなぁ。
「叙述トリック」や「花恋の件は模倣犯」という可能性を早めに提示する展開に「この著者わかってるじゃん!」と興奮したので、中盤の玲・犯人説に「きっと犯人じゃないんだ!」と期待→まさかのグダグダアリバイ作戦→やっぱり犯人だった、というすごくムダな翻弄に「んも~!」ってなってしまった。
アリバイ作戦も共感覚を利用してるんだったらまだ納得したんだけど。
山紫郎は山紫郎で、もっとブラックな企みがあるのかと思ったらフツーだし。
序盤に共感覚の発現割合の話が出たので、もしかして犯人も共感覚を持っているのでは?と疑ったのよね。
だから、所々に挟まれる美夜の過去のエピソードも、もし「少女」だとハッキリ書かれてなければ、美夜でなくて犯人の過去だとミスリードされたかも。
それにしても、吉野ヶ里警部が矢萩側の人間だったのにはびっくり。
微妙な存在だったから犯人かと疑ったのに。それじゃ赤川次郎?
そして表紙イラストの美夜は、生首が浮いているように見えて怖い。
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 2005年8月~

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