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アルバトロスは羽ばたかない/七河迦南 ★★★★☆

児童養護施設・七海学園に勤める保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭で起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。これは単なる不慮の事故なのか?だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。(本書あらすじより)

<真っ暗な闇の中にもちっちゃな光はあったのかもしれない>

春の章はモヤモヤが残ってそこまで感動できず。
夏の章はもう少し少年たちの背景を描き込んで欲しかったかな。
晩秋の章はコミカルでオチが綺麗にまとまっていてお気に入り。
前作と同様、どの作品も丁寧に伏線が張られていて、好感度が高いです。
何よりも、冬の章の真相には久しぶりの衝撃を味わいました。満足!
以下、自分のためのメモですが真相に触れています。OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
冬の章は少し違和感(やっぱり「七海」学園が伏線になってしまった?)があったので、探偵役は別の人(もしや小泉さん?)と疑っていたのよね。
でも、そこまで予想していたのに、転落した人物には本当に驚いた。
73ページが巧すぎるのよ!
・・・しかも、最後まで目覚めないなんて。
ほんと、サプライズといい、読後感といい、若竹作品っぽいわぁ。

春の章はちょっと不満。
元旦那が無一文とかだったら、母親の行動に素直に感動できたかもしれないけどさ。
こんな状況になるなら、せめて最低限の生活費は貰おうよ。
本当に子供のことを一番に考えているのか?と思った。
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 2005年8月~

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