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おまけのこ/畠中恵 ★★★★☆


「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」に続く、一太郎シリーズ第4弾。
常に図書館を利用している私には珍しく、手元に置いておきたいシリーズです。

一番印象に残ったのは「こわい」
饅頭を食べて気絶してる鳴家のイラストだったので、何となく落語の「饅頭こわい」を想像したのですが、全く違いました。
毎度おなじみ、栄吉の饅頭だったのですね。本当にこわいぞ。
生まれた時から、人はおろか同じ妖からも受け入れてもらえない狐者異(こわい)。
原因は、狐者異と関わると、自分だけでなく周りも不幸に巻き込まれるから。
ラスト、若だんなの行動に涙してしまいました。
その姿を最後まで黙って見守る屏風のぞきにも。

厚化粧のお雛ちゃんと屏風のぞきの会話が楽しい「畳紙」
一太郎と栄吉の幼少時代の冒険を描いた「動く影」
若だんなが吉原デビューする「ありんすこく」では、他の花魁たちにも平等に対応しないといけないのでは?と思っていたので、計画妨害の動機には「やっぱりなぁ」と感じてしまいました。

今回はイラストも手伝ってか、全編、鳴家一色の印象で嬉しい限りでした。
表題作の「おまけのこ」なんて、たまらない!
堀に投げ込まれたり、魚に助けられたり、鴉につままれたり。
「ぎゅわわ・・・」やら「きゃわきゃわ」やらの鳴き声も、全てが可愛らしい。
若だんなも、数ある鳴家の中から「うちの子」を見分け(聞き分け?)られるなんてさすがです!
妖に愛されるわけですね。
屏風のぞきもいろんな発見があったし大満足♪
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 2005年8月~

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