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悪の教典/貴志祐介 ★★★☆☆


「うちの学校には、怪物がいる」
学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。
ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。(帯より)



<僕は、心のない化け物ですか?>

上下巻で800ページ以上になる作品ですが、一気読みでした。

上巻は面白かったです。
帯から、どれほど酷い教師なんだと身構えていましたが、被害者にもクセがあるので、蓮実に対してそれほどの異常性は感じられないのですね。
蓮実の過去が明らかになるにつれ、昔の方が冷酷だったんじゃ?なんて思ったり。

でも甘かった。
ミステリアスな上巻に比べ、下巻は俄然アクレッシブに動きだす蓮実。
生徒数が多く、それぞれのドラマも浅くて感情移入できず、どこまでも一方的な暴力が続く様子は、さすがに単調に感じました。
対等に戦えるレベルの相手と駆け引きする、という流れがあってもよかったような。
適任の人物が何人かいたのに・・・ある意味、とても潔い展開なんですよね・・・。

幾度となく蓮実の気持ちが揺れ動くシーンが印象に残ったので、もう少し掘り下げてくれたら、感動につながったかもしれません。
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 2005年8月~

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