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ノーマジーン/初野晴 ★★★★☆

終末論が囁かれる荒廃した世界で孤独な女性のもとに現れたのは、言葉を話す不思議な赤毛のサルだった―ひとつ屋根の下、奇妙で幸せな一人と一匹の“ふたり暮らし”がはじまる。壊れかけた世界で見える、本当に大切なものとは―不条理で切ない絆を描き出す寓話ミステリー。

<シズカ、おはよ。今日もきれい>

ノーマジーンって、あのノーマ・ジーン?と思いながら読んでいたら、私の大好きな映画が出てきて嬉しくなりました。

赤毛のサル・ノーマジーンはどんな目的でこの世に生み出されたのか。
なぜ、シズカの家にやってきたのか。
なぜ、リンゴに興味を持つのか。
彼のスーツケースには何が入っているのか。

第三者の登場で、これらの謎が解明されます。
真相はまったくの予想外で驚きました。伏線があったのにね。
でも、第三者の心理に説得力が感じられないのが残念。
どう考えても、ただの「余計なお世話」にしか思えないのですよね。
あと、「現実に起こった事件」を真相に絡めたりするのも唐突感が。

真相を知ったあとの、シズカとノーマジーンの心の距離感がとても切なくて。
ラストの余韻は素晴らしかったです。
ミステリだと身構えずに読んで本当によかった。
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 2005年8月~

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