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水の柩/道尾秀介 ★★☆☆☆

老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。

<湖の水が、とても綺麗だったからだ>

絶賛されていますが、やっぱりこういう路線は私には合わないと確信しました。
『光媒の花』では「アリかも!?」と思ったんだけどなぁ・・・。
主人公の逸夫は普通にいい子で祖母との関係も微笑ましく、敦子の境遇は厳しいけれどそれほど強烈な描写はない。
これまでと比べてクセがなくなった分、とても読みやすく、とても凡庸な作品でした。
「タイムカプセルの手紙を取り替えたい」理由は、もう少しヒネリがあるのかと思ったのですが。
いくつかの伏線から予想してた通りの真相。新しさを感じません。
私の場合、感動はサプライズと共にやってきてほしいタイプなので、まったく心を揺さぶられることもなく、やや寂しい読後感となりました。
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 2005年8月~

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