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よろずのことに気をつけよ/川瀬七緒 ★★★★☆

第57回江戸川乱歩賞受賞作。呪いで人が殺せるか。
変死体のそばで見つかった「呪術符」を手がかりに、呪術の研究を専門にする文化人類学者・仲澤大輔が殺人事件の真相に迫る、長編ミステリー。


<師走の月に雪なくば、
        よろずのことに気をつけよ>


面白かった。
読み終わるのがもったいなく感じるくらい、この雰囲気に惹きこまれてしまいました。
気になる点といえば、執念を感じさせる呪いで散々盛り上げた割には、2時間サスペンスのような真相が少し残念だったり。
仲澤のトラウマは必要だったのかとか、真由にもう少し若さがほしいなぁ、などなど。
でも、終盤まで失速せずにストーリーを引っ張っていく筆力と構成力は本当にスゴイと感じました。
私の場合、桐野さんの選評とは逆で、会話で薀蓄を語っているところが良かったなぁ。
まったく興味がなかった呪術符や神事の説明が頭にスッと入ってきました。
次の作品も期待します。
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 2005年8月~

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