スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

葬式組曲/天祢涼 ★★★★☆


葬式の規制された国で、若き社長に率いられた北条葬儀社。遺族のさまざまな要求、ときには無理難題に右往左往しつつも、着実に地歩を固めてゆく。葬儀社の面々は、遺族に向き合い、故人が残していった「謎」を解き明かし、無事に式を執り行ってゆくのだが…新鋭の書き下ろす「あらかじめ用意された死者をめぐる謎」。


<葬式においては、
    故人の希望に無意味なものは一つたりともない>


人が亡くなった後はなんの儀式もせず速やかに火葬する「直葬」が一般的になった時代。
未だ故人を弔う儀式である「葬式」を行う葬儀社に勤める4人が遭遇する「死者をめぐる謎」。
7年間絶縁状態だった父親の葬式の喪主を任された男、祖母の棺に拘る女、霊安室から消えた少年の遺体、妻の死後、幻聴に悩まされる男。

テーマ的にもっと感動してもいいはずなのに、なんだかいろいろと印象の薄い話が多かったです。
「直葬」が一般的になった理由も、あまり説得力がないような。
次の章に、前の章の裏話的な要素が入ってたりするのも、野暮ったいなぁとか。
ミステリとしてもパッとしないので、何度も表紙を確認して「天祢涼だよね?」と首をかしげながらの読書でした。

・・・が、最終章で思いもよらない展開に唖然。
もう、こういう作風に変わっちゃうのかなぁ、と思わせられたのも、すべてが演出?
特にP255の真相にはため息。お見事でした。
最新記事
検索フォーム
記事一覧

 2005年8月~

カテゴリ
プロフィール

めみ

Author:めみ
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。