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僕はお父さんを訴えます/友井羊 ★★★☆☆

何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」から決定的な疑惑を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん―母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引き摺り出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!

<リクを抱えた腕を、離してはいけないと思った>

丁寧な展開も好印象だし、光一を支持する登場人物たちも活き活きしていて、とても読みやすかったのですよ。
でも、動物虐待の真相はやりすぎ。
ミステリのためにいろんな描写を省くには真相がシビアすぎてバランスに欠けるという、まさに私の嫌いなパターン。
苦々しい読後感でした。
以下、自分のためのメモ。真相に触れているので、OKな方は【】を反転(ドラッグ)させてご覧下さい。
リクがかわいそうで仕方ない。
沙紗がどんなにフォローしても、甘いと思っちゃう。
リクへの虐待の理由に説得力が感じられないのよね。
276ページの真相に一番腹が立った。
彼が極限まで追い詰められて逃げ場のない状態だったのなら、まだ同情したかもしれない。
他人を思いやることができる「余裕」なんて、あって欲しくなかった。
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 2005年8月~

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